道籏泰三のおすすめランキング

プロフィール

専門領域はドイツ文学・思想。1976年京都大学文学部独文科卒。79年同大学院修士課程修了。弘前大学を経て98年京都大学教授。2015年、京都大学定年退職。著書『ベンヤミン解読』『堕ちゆく者たちの反転--ベンヤミンの「非人間」によせて』、訳書『来たるべき哲学のプログラム』(ベンヤミン)、『アレゴリーとしての文学――バロック期のドイツ』(W・エムリッヒ)、共訳『フロイト全集』、編著『空吹く風・暗黒天使と小悪魔・愛と憎しみの傷に 田中英光デカダン作品集』など。


「2018年 『昭和期デカダン短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

道籏泰三のおすすめランキングのアイテム一覧

道籏泰三のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『中上健次短篇集 (岩波文庫 緑230-1)』や『精神分析入門講義 (上) (岩波文庫 青 642-2)』や『葉山嘉樹短篇集 (岩波文庫)』など道籏泰三の全16作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

中上健次短篇集 (岩波文庫 緑230-1)

152
3.94
道籏泰三 2023年6月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

週刊少年ジャンプに連載されていたボクシング漫画といえば言わずと知れた車田正美の「リングにかけろ」。だが私が中上短編集を語るのに取り上げたいのはリンかけ本編... もっと読む

精神分析入門講義 (上) (岩波文庫 青 642-2)

98
4.25
フロイト 2023年10月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 フロイトの考え方や立ち位置がよくわかる。上巻は、失錯行為と夢の解釈についてのもので、時にエロチックなものも出てくるので、少し気恥ずかしい。全体的な感想は... もっと読む

葉山嘉樹短篇集 (岩波文庫)

72
4.14
葉山嘉樹 2021年5月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 独特な、というよりはグロテスクな比喩表現が印象的でした。極端に過酷な生活環境に置かれている赤貧労働者に焦点を当てた作品が多いです。作者の主義主張を全面に... もっと読む

精神分析入門講義(下) (岩波文庫 青642-2)

62
4.50
フロイト 2023年11月15日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

https://www.lib.kansai-u.ac.jp/webopac/BB61591565 もっと読む

フロイト全集 第18巻 1922-24年

32
4.00
本間直樹 2007年8月8日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 正確には、冒頭の自我とエスを読んだ。  フロイトといえば、やたらと性的な用語や理論を用いたがるヘンタイ学者としての偏見が多いが、これを読む限りは、彼なり... もっと読む

フロイト全集 1906-09年: グラディーヴァ論/精神分析について

25
3.00
道籏泰三 2007年10月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

イェンゼンのグラディーヴァは、種村季弘訳が作品社から出てるんだけどね。重版してくれないかな~ もっと読む

ベンヤミン解読

10
4.00
道籏泰三 1997年12月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ドイツ文学者によるベンヤミンの解読。現実を破壊し、その瓦礫を縫い合わせることで新たな道を構築しなおそうとするベンヤミンの思考が論じられるが、哲学的・分析的... もっと読む

堕ちゆく者たちの反転――ベンヤミンの「非人間」によせて

10
5.00
道籏泰三 2015年3月7日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ベンヤミンがカール・クラウス論で提示する「全人間」、「デーモン」、「非人間」の三対を、ベンヤミン自身の思考の言わばゲーテ的な「原現象」として論じたものは、... もっと読む
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