- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005002344
感想・レビュー・書評
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(1995.01.06読了)(拝借)
(「BOOK」データベースより)amazon
自分専用の茶碗と箸をつかってごはんを食べる。魚や肉、生野菜を食べる。柱の多い家、花瓶の花。こんな私たちの生活文化はいつから始まり、どう発展してきたのだろう。吉野ケ里、土井ケ浜、唐古=鍵など各地の遺跡をたずね、そこで発掘された資料をもとに実証的に、想像力豊かに考えてゆく。考古学が身近になる一冊。
☆関連図書(既読)
「大系日本の歴史(1) 日本人の誕生」佐原真著、小学館ライブラリー、1992.08.20詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本は現代日本人の箸を使う食習慣や、柱の多い住宅形式、生野菜を食べる等の様々な生活習慣の源流を、吉野ヶ里遺跡,土井ヶ浜遺跡,唐古、鍵遺跡などの遺跡を訪れ、発掘された資料から探る内容である。取り扱う時代は主に古代であるが、写真やグラフなどの資料が多く用いられているため、身近に感じながら読み進めることが出来る。また、その章の内容に関係する具体例から始まる章もあり、取り組みやすい構成になっている。特に第6章でふれられている『生ものを食べる習慣の起源』は非常に興味深いものであった。
この本全体を通してですます調で書かれているため、考古学に興味がある小学生や中学生にも読みやすく、おすすめの一冊である。 -
[ 内容 ]
自分専用の茶碗と箸をつかってごはんを食べる。
魚や肉、生野菜を食べる。
柱の多い家、花瓶の花。
こんな私たちの生活文化はいつから始まり、どう発展してきたのだろう。
吉野ケ里、土井ケ浜、唐古=鍵など各地の遺跡をたずね、そこで発掘された資料をもとに実証的に、想像力豊かに考えてゆく。
考古学が身近になる一冊。
[ 目次 ]
1 日本人・日本文化の源流
2 武器と戦争のはじまり
3 戦いにそなえる村
4 弥生絵画を読む
5 柱が屋根を支える
6 植物型の食事
7 めいめいの器・わたしの器
8 乏しかった食用家畜
9 花はどこへいった
10 弥生人の道具箱
11 いま、考古学は
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[ 参考となる書評 ] -
ゴミ捨て場から古代人の暮らしが見えてくる。意外とグルメだったかも。