わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 4394
感想 : 265
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040730196

感想・レビュー・書評

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  • マンガ版を先に読了。 
まず、表紙の絵が綺麗!
こんなに綺麗なのに挿絵が無いことが非常に残念。 
表紙に惹かれたのは一体どれくらいぶりか。
話の展開としては王道ながら、テンポがよくこの巻だけで完結と言われても綺麗な終わり方をしている。まあ、伏線があるのでそうも行かないか。
    何が素敵かって、清霞が本当に誠実だってこと。
    最初に先入観やらなんやらで酷い言動はあれど、すぐ様改める事が出来ているし、明確な好意があるわけでなくとも誠実に綺麗な形で結婚しようとするところも良い。
でも露骨な当て馬役の幸次くんは、結局、美世の悲壮感と清霞のかっこよさを演出するための引き立て役以上の魅力はなかったのが少し残念。 けれど、最後に気持ちを伝えてしまうような愚かさはなかったことだけが唯一の救いとも言えるかも…。美世に覚えてると言われてたら普通に言っちゃってそうで少し怪しいけど。ただ、美世の父親の真意だけが他人の印象から語られるのみだったので真偽が気になるところ。 まあ二度と出てこなさそうだし、ないならないで構わない。総合評価、ただ表紙買いしただけの本でこんなにも買って良かったと思うこともそうそうない。

  • 映画を見る前に原作も読みたい!ということでまずはこちらの第一巻を手に取りました。
    もう文句なしに面白かったです〜⸜( ˙꒳˙ )⸝
    背景は明治・大正時代。そこにファンタジー要素の異能という設定が加わり面白さが加速する。
    冷徹無慈悲と噂される軍人の清霞と家族に長らく虐げられ希望を失ってしまっている美世。この二人が徐々に心を通わせていく姿に感動したし、とにかく美世に幸せになって欲しいと願わずにはいられなかったです。
    続編も早く読みたい(>ᴗ<)

  • ツンデレ男子と自己肯定力の低い女子のあるあるラブストーリーですが面白かったです。続きも読みたいです。

  • 優しい、文章の使い方がとても心に響きました。
    落ち着く、どこか儚い、そんな物語であり、言葉の選び方で、次巻もとても楽しみです。

    お話しだけでなく、後書きもふんわりしていて、本当に素敵な作品でした。

  • 携帯マンガを読んでからの購入。
    やはり売れている本は面白い!
    マンガと小説の世界観が一緒でギャップがないのも良かったです!

  • 王道シンデレラストーリー!
    これを読んでから苦手としていた
    シンデレラストーリー系が読めるようになった
    だんだん甘さが増す清霞がまたいい
    ゆり江さんのキャラもいい

  • 実写映画化を受けて妻が図書館で借りた本を思いつきで読んだ。まさに王道。シンデレラストーリーというよりシンデレラそのもの。王道というだけあって、展開が読めても一定の水準では面白く読める。
    それにしても、王道をまっすぐ王道として書ききるというのは、それはそれで結構勇気のいることなんじゃないか。未熟な書き手特有の勢いで書き上げたのかと疑いたくなるが、文中の言葉にひどい拙さや不自然さ、違和感はなかった分、かえって作者がどういう人物なのか気になった。

  • 王道のシンデレラストーリーって感じが大好き!

    もともと漫画で好きだったから小説で出た時は嬉しかった〜

    2人のほのぼのにこれからも癒されようかな〜

  • サクサク読めました
    胸がキュンキュンします

  • 幸せになってほしい。シリーズ読み進めていきます。

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著者プロフィール

長野県在住。小説投稿サイトにて作品を発表し、2019年、『わたしの幸せな結婚』で作家デビュー。

顎木あくみの作品

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