わたしの幸せな結婚 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.05
  • (316)
  • (323)
  • (190)
  • (26)
  • (10)
本棚登録 : 4386
感想 : 265
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040730196

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 久しぶりに恋愛小説読んだけどめっちゃ好き...
    こうゆうファンタジー恋愛小説が面白くて好き。
    美世の性格素敵だと思った。
    こんなに人を好きになるだけで変わる物なのか...?!と思ったがその行動力もキュンってなったので良。
    続きも買おうと思う。

  • 「居場所は、あったのだ。ーーーあの人のそばに。」


    これはやばい!久しぶりにキュンキュンした!!

    明治・大正×異能×恋愛という、めちゃめちゃ好みの設定で、読み始めたら止まらなかった。

    和風シンデレラストーリーで、お話の大筋自体は王道というか、ほんとによくある展開なんだと思うけど、それでも最高だった!

    冒頭、美世が不憫でかわいそうでたまらないけど、徐々に明るくなっていく様子が微笑ましい。
    そして清霞さんがかっこいい!

    美世も清霞さんも恋愛初心者でぎこちない。だからこそ真剣で一生懸命な2人が本当に本当にかわいい。それしか言えない。
    辛い展開にハラハラしつつも、ほとんどキュンキュンしっぱなしだった。
    久しぶりに少女漫画を読みたくなった。

    この2人がどうやって夫婦になっていくのか、美世は本当に「無能」なのか、気になることがいっぱいある。続きをはやく読みたい。
    表紙の絵もすごくかわいいし、これは買って集めたいなぁ。


    2021.9.3 読了

  • 帯に書いてましたよ。

    「和風シンデレラ」
    それだ!!!(気づくの遅いだろって話です)

    先に2巻もコミカライズも読んでしまったことで、
    1巻ははじめましてな気がしないし、
    追体験っぽくなった感は否めないのですが、
    それでも充分楽しめました。
    コミカライズ版の忠実な再現性も再確認することができ、それはそれでわたしにとっては新しい楽しみ方でした。

    コミックでまだ描かれて(発刊されて)いない部分と2巻との狭間、美世と実家との軋轢と顛末は、概ね思っていたとおりだったので、実際何がどこまで、作品なのかわたしの妄想なのか、ちょっと良くわからなくなりそうではある。笑

    しかし、果耶もやってきたことは褒められたものではないけれど、「齊森」という家の名に運命を翻弄された可哀想な子だなと思う。

  • 名家に生まれた美世は、実母が早くに儚くなり、継母と義母妹に虐げられて育った。嫁入りを命じられたと思えば、相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞。数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。斬り捨てられることを覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは、色素の薄い美貌の男。初対面で辛く当たられた美世だけれど、実家に帰ることもできず日々料理を作るうちに、少しずつ清霞と心を通わせていく――。これは、少女があいされて幸せになるまでの物語。

    ツイッターか何かの広告でコミックスが出てきて、ちらっと読んだら面白かったので購入。なろうから出版につながりかなり人気のようです。帯に書いてある通り、大正時代を思わせる和風シンデレラ・ストーリー。そこに異能というファンタジー要素が入っていますが、それについてまだあまり深く触れられておらず、これからカギになってくるのかなという感じ。美世の卑屈な考え方においおい~~となることもありますが、ザ・王道のストーリーは読んでいてすっきりします。じれったい二人にきゅんとして、最新刊まで一気に買ってしまった。良作です。

  • Kindle Unlimitedでコミック1巻を読み、続きが気になったので原作を読むことに。

    継母と異母妹、実の父からもぞんざいに扱われ、自分を卑下して生きてきた美世が清霞と過ごすことで少しずつ成長していく王道のシンデレラストーリー。とても読みやすくて世界観にも入りやすかった。2人の今後の関係性はもちろんのこと、異能についてもまだまだ色々起きそうなので続きも読みたい。


  • 映画公開をきっかけで買った1冊。

    1ページ目から好きになって先が読みたくて
    ページを捲る手が止まらなくなりました。

    これは完全に好きになってしまいました。

    幸せの形はそれぞれ違うけど
    清霞と美世には何があっても幸せになってほしい。

    だからふたりの間か離れそうになると
    どうか大切なことに気づけますように
    と声を出して願っている自分がいます。

    〈映画キャスト〉
    久堂清霞▷目黒蓮さん(SnowMan)
    斎森美世▷今田美桜さん
    斎森真一▷高橋努さん   
    斎森香乃子▷山口紗弥加さん
    斎森香耶▷高石あかりさん
    花▷小林涼子さん    
    ゆり江▷山本未來さん
    辰石幸次▷小越勇輝さん  
    辰石実▷平山祐介さん
    桂子▷珠城りょうさん
    帝▷石橋蓮司さん
    堯人▷大西流星さん(なにわ男子)
    枢木忠則▷尾上右近さん
    五道佳斗▷前田旺志郎さん
    望月東弥▷佐藤新さん
    岡部秀太▷西垣匠さん
    宮田建祐▷松島庄汰さん
    澤村晋平▷高橋大翔さん
    須藤嗣治▷浜田学さん
    賀茂村紀夫▷津田健次郎さん
    鶴木新▷▷渡邊圭祐さん
    鶴木義浪▷火野正平さん

    〈主題歌〉
    タペストリー/SnowMan

  • もう、ツッコミどころが多すぎて、全てにおいて無理だった。こんな感想で申し訳ない。
    ささる方にはピンポイントでささるのだろうが、わたしのツボではなかったようだ。

  • 実写とかになってたので読んでみた。
    運命を己の力でり開けとか言われたりもするけれど、環境ガチャ的にどうしようもないこともあるよねー。
    クールでタフなヒロインが主流の中、ひたすら耐える美世ちゃんがいてもいいかもしれない。

  • 読みたかった本を借りられるとめちゃくちゃ嬉しい。
    少女マンガな雰囲気がいい。

  • 美世の純朴さ、清霞の強いけれど不器用なところ、ゆり江の優しさなど登場人物のキャラと印象がしっかりしていて読みやすかった。継母や異母妹の描かれ方が壮絶ではあるが…
    映画版を観てから読んだため、先入観を持って読んでしまった。原作は原作と思って読まないと困惑してしまう部分がある。
    この世を逸脱した能力が絡むため、魔法を使う物語や妖怪などが絡む物語が好きな人は好きなタイプの内容だと思う。

全265件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

長野県在住。小説投稿サイトにて作品を発表し、2019年、『わたしの幸せな結婚』で作家デビュー。

顎木あくみの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×