万能鑑定士Qの短編集I (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005620

感想・レビュー・書評

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  • 短編なので気軽に読める。最近、複雑で内容を忘れてしまう。

  •  前にこのシリーズをマンガでちょこっと読んだことがあって、でも話の流れが飛んでるような、突然違う話が始まるような、さっきまでの話題どこ行った? て感じで、さっぱり分からなくて。
     謎解き以前に、話の流れが意味不明すぎて断念したことがあるんですよ。

     なので今回も長編ではなく短編に手を出したわけなんですが。
     まぁ、話が短いので、流れは分かったけど、内容としては…。
     いや、おもしろいことはおもしろいけど、謎解きが簡単すぎて。
     鑑定の専門的な部分以外は、すっごい簡単な推理クイズでしかない。
     簡単な推理クイズに鑑定の部分をくっ付けて、話を長くしただけにしか思えない。
     だって、私にもすぐ解けるくらいの謎解きだもん、相当簡単だと思う。

     あと、凛田さんのキャラが中途半端なような…。
     キャラ設定自体というか経歴とかは、何かおもしろそうに設定しているのに、今現在の性格としては、すごく普通の人ていう。
     過去の経歴と重ね合せてみれば、ギャップがあるのかもしれないけど、お話を読むうえでは、何か特徴のない人で、読んでて特別面白味がなかった。

  • 商品にまつわる豆知識ところどころに散りばめられているのは、知的好奇心をくすぐる。肝心の謎解きがサクサク行き過ぎること、犯人が容易に想定できる為、本格ミステリー好きには
    物足りない。

  • 読みやすいけど、文章や物語の構成でちょっとつまづく…。ビブリアの方がいいかな。

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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