- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041879870
作品紹介・あらすじ
星泉、17歳の高校二年生。父の死をきっかけに、組員わずか四人の弱小ヤクザ・目高組の組長を襲名することになってしまった!その直後から、泉のマンションが荒らされたり、殺人事件が起こったり…どうやら、行方不明の大量のヘロインを巡って、大がかりな抗争が起きつつあるらしい。泉は組長として、セーラー服姿で敢然と悪に立ち向かう!映画化・ドラマ化等で一世を風靡した大ベストセラー小説。
感想・レビュー・書評
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主人公の星泉は17歳の女子高生、父の死がきっかけでヤクザの組長をつとめることになり‥次々と降りかかる事件に立ち向かうことになる‥。映画では観てたけど、本を読むのは初めてでちょっと新鮮!でも、設定に無理があるかな‥退学になったのに何故セーラー服で??とか、女子高生は組長そもそも受けるかぁ〜?とか、受けたとしても勇敢すぎ?とか、ツッコミたくなるけど、でも一気読みしました(笑)。やっぱりあの名ゼリフは、キメてほしかったです!
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知らない間に出ていた3作目を読むために、じつに15年ぶりくらいに読み返す。
その15年前に抱いた感想もたぶん以下のような感じだっただろうと思う。
テンポが早い!文体に騙されたが意外とたくさん人が死ぬ!ちゃんとミステリーしてる! -
テンポ良くてさくさく読めて、今さらながら読んだけど良かったです。もっと機関銃ぶっ放す姉御なのかと思ったら、かなりふつうの女子高生。
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2022/03/13
初めての赤川次郎。三毛猫のイメージが強かった。セーラー服と機関銃というのは聞いたことあったけどこういう話やってんな〜って思いながら読んだ。ドタバタミステリー。人死にすぎ。連絡とるのに喫茶店で名前を読んでもらうというところに時代を感じた。 -
カイカン、は無いのね。
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何度も何度も読みました。
小学生時代の朝読書用で買い、
早5年経ちましたが、未だに好きで読んでいます。
どきどきハラハラ、少し謎解きです。
素敵な作品をありがとうございました -
高校2年の星泉は、父をヤクザの組長に持つ。
父が他界してしまい、組員4人の小さなヤクザ・目高組の組長になることに・・・
それが公になり始めるころ、殺人事件や部屋が荒らされたり、部首そうな出来事が多発し始める・・・
裏には、行方がわからなくなった大量のヘロインの影が・・・
組同士の壮絶な抗争が始まる気配が・・・
組長、星は、毅然とセーラー服姿で立ち上がる
薬師丸さん主演の映画をTVで見てこれはと思い、そこから原作を読んだ1冊です。 -
一見おかしな組み合わせ、をどう合わせるんだろうと思っていたけれど、赤川さんらしいタッチで描かれていてあっという間に読めてしまった。
悪に立ち向かう泉がとても気持ちいい。 -
星泉と取り巻きの奥沢哲夫、渡辺周平、竹内智生。彼らが物語の主要な登場人物である。さらに、目高組の佐久間真。星泉のパパの女性趣味はなかなか興味深いものがあった。
文章はすごく現代的で砕けているが、ストーリーはなかなか予想外で面白い展開であった。映画だとどんな感じになるのかな。 -
こういう話だったんですね。悪くない。
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ハチャメチャな女主人公がとても赤川次郎らしいです。映画やドラマは見たことがないのですが、あの有名シーンは知っているわけで、でも原作にあのセリフはないんだ....とちょっとびっくりしました。
残念ではありますが、しっかりオチもついて面白かったです。 -
これがかの有名な…!って感じで読んだね。もうすぐ映画やるしね。「カ、イ、カ、ン」は出るんですかね。出んといて欲しいなあ。
古い感じはなかったし、ぼちぼちおもしろかったよ! -
実家の本棚の整理中に読む。この時期が薬師丸さんのピークです。この文庫本の表紙を見ると、売れるのは当たり前だと思います。その意味で、古い文庫本も捨てないで持っていると価値があります。
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30数年の間、筒井康隆著『時をかける少女』と双璧を成す”ジュブナイル小説”の金字塔的作品。女子高校生がヤクザの組長にっ!セーラー服の女子高生がマシンガンを撃ちまくるストーリーはタイトルそのまんまのひねりなし「直球勝負」というプロットは現在でも充分健在。
あまりにベタすぎのストーリーはかえってアニメよりも実写向きなのかもしれない。
オジサン的に泉の容姿は薬師丸ひろ子がもはや不動のビジュアルイメージ。 -
最後がすごく切なかったです。長澤まさみがやっていたドラマは、予告しかみてないけど、おどおどした感じの星泉をみて、がっかりでした。せっかく長澤まさみ可愛いのにもったいないー。星泉はもともと親分肌で堂々としたかっこいい女の子で、だからこそものすごい環境を受け入れて進んでいく姿に楽しい気分にさせられたんだけどなあ。
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時代劇のような一昔前の作品という感じがした。
現代ならその後の生活が大変だろうなと思った -
昔ドラマで見たけど、久しぶりに作品に触れてみたくなって初めて原作を読んだ
すごいテンポがいいし、泉ファンクラブの活躍が面白かった
最後の最後のシーンは印象的で、ずっと覚えていたなあ -
最後まで一気に読むことが出来ました。
父親の死から一気に生活が変わる主人公。
自分の意思を持って突き進んでいく姿にドラマ化されたりするのも納得するストーリー。 -
思ってたのと違ったし入り込めなかった
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ヤクザの親分になる女子高生っていう設定がワクワクさせる!
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星泉、高校2年生。父の死をきっかけに、組員わずか4人の弱小ヤクザ•目高組の組長を就任することになってしまった。それ以来、泉のマンションが荒らされたり、
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泉ちゃんかっこいい!
30年以上前の作品だけどそんな感じは全然しなかった。 -
もう30年前の作品というのに、逆に新鮮さがある。
最近の時代風潮では書けないからだろうか。
17歳の少女の冒険物語、殺人が絡む割になぜか爽快な感じがあるのは、主人公のキャラクターゆえだろう。
最近の風潮では書けないというのが、逆に今の時代にさわやかなイメージが薄れたからかもしれない。