徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川文庫ソフィア 99 ビギナーズ・クラシックス)
- KADOKAWA (2002年1月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043574087
感想・レビュー・書評
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2014年夏にサントリー美術館で開催された「徒然草-美術で楽しむ古典文学」展に行ったことがきっかけで読んだ本。650年以上前でも、今でも、人が思うことは変わらないようです。
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現代にも通じる洞察力が見事。
初心者なので、現代語訳付きがありがたい。 -
原文と口語訳でたいへん読みやすい1冊
卜部兼好が酒、友情、女、風流などするどい考察をします
はじめの1冊に向いてる本 -
20140530読了。
原文と現代語訳と付いているのでどんな内容かを知りたいという場合にはちょうどいい。
現代にも通じる感覚があるかと思えば、賛同できない意見もあり。表現の違いはあれど、性差による違いは今も昔もそんなにないのかも。 -
通釈と原文を合わせ読めるのが良い。「つれづれなるままに」は「今日はこれといった用事もない」となる。兼好が見てきた物事には全て意味がある。そんな考えを分かりやすく知る事が出来る。
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本書は古文の知識を必要とせず、原文・現代語訳付きなので読みやすいのではないのでしょうか。
卜部(吉田)兼好は、深い洞察力とバランス感覚に優れていた人物であったことが本文から感じ取ることができます。
また、各段でオリジナルの表題がつけられております(例えば、「いい男の条件」、「女の色香の威力」、「孤独の哲学」など…)。これがまた面白さにつながっていると思います。
自分なりの表題を考えることも、本書の楽しみであり理解を深めることになるかと。 -
ブックオフ太田、¥320.
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今でもそのまま当てはまる。もはや古典ではない。凄いこと。
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古典はあまり読んだ事が無いので挑戦しました。でも、とりあえず入門っぽい本から。
女性にえらく厳しい。と思ったら、男性にも厳しかった。趣深い文章で、大変鋭いので、読んでいて胸が痛いことも度々。
大変読みやすく構成されているので、助かります。 -
改めて勉強してみた。やはり吉田兼好の視点はいいね。ビジネス社会でも役に立つ。弟子が難しい仕事をしているときは師匠は見守り、簡単なところになると「気をつけろ」とアドバイスをするくだりなど、なかなかいい視点だ。もう一度読みたい。