螺鈿迷宮

著者 :
  • KADOKAWA
3.42
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  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048737395

感想・レビュー・書評

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  • 2009.1.5
    「この病院、あまりにも人が死にすぎる」

    最先端の終末期医療を提供する桜花病院を病院舞台にした話。

  • 桜宮サーガのファンになってしまったので全体的に甘めの評価になってしまうのは仕方ないにして
    桜宮市の闇の側面での火喰い鳥と氷姫の活躍は面白かった最後に明かされる背景もミステリーとしては十分合格点だと思うな

  • イノセントゲリラで気になったので借りてみた。 バチスタシリーズより好きだったかも。 白鳥の違う一面も見られたし、噂の姫宮さんも存分に楽しめた。 主人公天馬がイマイチつかみどころがない。 でも主人公との因縁のくだりはハッとした

  • ケルベロスの後に読んだので何かいろいろ背景が補充されて理解は深まった。こっちを先に読んでたらケルベロスの方の感じかたが違った。やはり順番は大事。

  • 白鳥さんでも敵わないことがあるとは。桜宮家強し。

  • 時系列としては「ナイチンゲールの沈黙」の後に読むのがよかったっぽい。「ケルベロスの肖像」の後に読んだので、回想っぽくなったがこれはこれで楽しめた。

  • 難しかった〜!!!!!
    流し読みでなんとか読みきった

    うん、難しかった

    死人にはお金をかけない国、たしかに

  • 姫宮の桜宮病院潜入の話。おもしろかった!

  • 主人公は東城大学医学部2年で留年しまくっている天馬大吉。老人介護病院、ホスピス、寺院を一体化した複合型病院碧翠会桜宮病院に看護ボランティアで通い始める。

    碧翠会桜宮病院は終末期医療を東城大学附属病院から押し付けられ、その終末期医療で生き残る方法を模索してきたにも関わらず、押し付けてきた東城大が患者激減の穴埋めに終末期医療まで取り上げる。そのことが、桜宮病院をさらに追い詰める。桜宮一族の桜宮巌雄、華緒、小百合、すみれが東城大学附属病院を恨みに思うのは当たり前でしょう。

    天馬は桜宮病院で行方不明になった男を探し出そうとするがこの病院は謎が謎を呼ぶ謎だらけの病院。そこに皮膚科医に扮した白鳥と彼の部下で看護師に扮した姫宮が潜入して物語は俄然面白くなる。

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著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)をはじめ同シリーズは累計1千万部を超え、映像化作品多数。Ai(オートプシー・イメージング=死亡時画像診断)の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』(講談社)がある。近刊著に『北里柴三郎 よみがえる天才7』(ちくまプリマー新書) 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』(宝島社)、『奏鳴曲 北里と鷗外』(文藝春秋) 。

「2022年 『よみがえる天才8 森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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