螺鈿迷宮

著者 : 海堂尊

• KADOKAWA (2006年11月30日発売)

感想・レビュー・書評

[cherry00さんの感想 · 2017年2月23日]

まさに迷宮な物語だった。桜宮病院にあんな秘密が隠されていたとは。巌男先生の男らしいスタンスにも感服。実在する病院だったらと思うと、怖い。けど、覗いてみたい気もする。。。

[mochico30307さんの感想 · 2016年10月3日]

このシリーズで一番好き。
田口先生より、主役の心理描写が多かったせいか、感情移入しやすかった。

[emsorangeさんの感想 · 2016年8月12日]

医療界を震撼させたバチスタ・スキャンダルから1年半。
東城大学の劣等医学生・天馬大吉はある日、幼なじみの記者・別宮葉子から奇妙な依頼を受けた。
「碧翠院桜宮病院に潜入してほしい」
終末医療の先端施設として注目を集めるこの病院には、黒い噂が絶えなかったのだ。
やがて潜入した天馬の前で、患者が次々と不自然な死を遂げる!
天馬、そして厚生労働省からの刺客・白鳥らが、秘された桜宮の闇に迫る。

[Over50GGさんの感想 · 2016年7月22日]

ハチスタシリーズはハズレがないね

[guritogura1さんの感想 · 2016年5月11日]

ドラマチックでした。所々、私の頭では解決できないところがありました。ドラマと設定が違っていました。なぜ巌先生は人を殺してしまったんだろう。あんなキャラだったのに。人は生まれつき殺すことができることを決められているのではないのかな。

[catbackscoffeeさんの感想 · 2016年1月31日]

バチスタシリーズの舞台である東城大学付属病院と同じ
桜宮市にある、終末医療専門の桜宮病院の話

要はスピンオフ、ジェネラルルージュで頭角を現した(?)
姫宮のこともよくわかる一作

小百合とすみれの姉妹がどっちがどっちかわからなくなったり
バチスタシリーズに比べるとかなり読みにくかった印象

あまり冴えてない白鳥ってとっても違和感あるけど、
ロジックで全てが通るわけじゃないって思い知って
おそらく彼はまた人間として成長していくんだろう

長年医療の現場で
「屍肉を喰らって生き永らえてきたクソッタレの学問」と
向き合ってきた巌雄先生の言葉はやはり重みが違う

[yakko1126さんの感想 · 2016年1月10日]

チームバチスタの作者位の認識しかなく、この作品もバチスタ関連だとは知らなかった。シリーズものは途中からでは分かりづらいのもあるが、この作品はそれを感じさせない(ちょこちょこ出てはくるが)。逆に第一作から読みたくなった。登場人物が魅力的。

[TT☆さんの感想 · 2015年10月27日]

既読

[atsuc1976さんの感想 · 2015年5月9日]

読みやすく、おもしろかった。
闇を扱っている内容だけに、全体的に暗い雰囲気でした。
今回は、白鳥が今までと比べるとおとなしく感じたが、決めるとこは決めるッて感じ。
次作も楽しみ!!

[たからさんの感想 · 2015年4月30日]

チームバチスタ話の外伝みたいなもの。
天馬くんの話。

著者プロフィール

1961年千葉県生まれ。医師、作家。外科医・病理医としての経験を活かした医療現場のリアリティあふれる描写で現実社会に起こっている問題を衝くアクチュアルなフィクション作品を発表し続けている。作家としてのデビュー作『チーム・バチスタの栄光』（宝島社）をはじめ同シリーズは累計１千万部を超え、映像化作品多数。Ａｉ（オートプシー・イメージング＝死亡時画像診断）の概念提唱者で関連著作に『死因不明社会2018』（講談社）がある。近刊著に『北里柴三郎　よみがえる天才７』（ちくまプリマー新書） 、『コロナ黙示録』『コロナ狂騒録』（宝島社）、『奏鳴曲　北里と鷗外』（文藝春秋） 。

「2022年 『よみがえる天才８　森鷗外』 で使われていた紹介文から引用しています。」