熊の場所

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 734
感想 : 138
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062113953

感想・レビュー・書評

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  • 舞城氏は今まで理解できず、嫌煙してましたが、これはなんとなく理解できました。
    装丁がふかふかしていて面白いです。

  • 表紙のかわいさとは裏腹のこわさ。。。

  • 根本的なことちゃんと考えてるし、
    訳わかんない文学的なとこもあるのだけれど、
    雰囲気が明るい。
    ばかばかしいとさえ思える。
    そのバランスが大事だな。
    すごくすき。

  • 図書館で「煙か土か食い物」が借りたかったんですが、見つけられずにこっちを読みました。
    ストーリーというか、話の流れみたいなのは好きなんですが、文章の感じが苦手でした。わざと現代っぽく書いてるんだろうけど。兎に角実力は感じました。
    借り物。

  • ブラックだけど好き

  • 熊の場所は読みやすくておもしろかった!

  • 子供って怖い・・・

  • 短編集。なかでも「ピコーン!」のラストは涙がでました。シモネタで泣けるなんてなかなか無いよ舞城さん。引用されてるダウンタウンの松ちゃんネタ笑えます。ビデオ探してしまいました。漫画化もされてます。

  • 現代的な文体に現代的な登場人物たち。とても読みやすいし、感情移入もしやすくて、楽しめました。暴力的な事件が題材にされてて、物語としてはありふれた感じでドロドロしそうなんだけど、主人公たちがクールなのでスッキリさわやかに読めました。わたしはウジウジしてるので、羨ましく思えました。クールでありたいなぁ。<br><br>

    ?熊の場所<br>
    少年特有の屈折と残虐性。そういった刺激への興味、憧れ。恐怖から逃れるためには、できるだけ早く、熊の場所まで戻らなければいけない。<br>

    ?バット男<br>
    弱者を叩くというストレス解消システムへの、やるせなさ、あきらめ。愛し合う恋人同士が永遠にすれ違い続けるシステムへの、やるせなさ、あきらめ。
    <br>
    ?ピコーン!<br>
    運命に翻弄されながらも強く賢く明るく生き抜く女の子!フェラチオが愛に変わり人を変える。失ってしまうこと、忘れてしまうこと、慣れてしまうこと。そういう種類の悲しみを、受け入れてしまうであろう未来。そういう薄情な未来を、自然な人間の営みとして受け入れるということ。

  • 熊の場所に戻らなきゃぁけないんだ。

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著者プロフィール

1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第16回三島由紀夫賞を受賞。『熊の場所』『九十九十九』『好き好き大好き超愛してる。』『ディスコ探偵水曜日』『短篇五芒星』『キミトピア』『淵の王』など著書多数。2012年『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦著)の25周年に際して『JORGE JOESTAR』を刊行。近年は小説に留まらず、『バイオーグ・トリニティ』(漫画・大暮維人)の原作、トム・ジョーンズ『コールド・スナップ』の翻訳、短編映画『BREAK』や短編アニメ『龍の歯医者』『ハンマーヘッド』の原案、脚本、監督などを手掛けている。

「2015年 『深夜百太郎 入口』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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