- Amazon.co.jp ・本 (722ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062162227
感想・レビュー・書評
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(一般担当/匿名希望)令和元年6月の特集「写真を楽しもう!」
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久々に★を5つ付ける作品。半分くらいまでは「宮部さんうまいなぁ」っていうくらいの感じだったんだけど、後半持って行かれた。心のヒダを増やしてくれるタイプの作品。
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昔手に取った時は最初の数ページであまり好みじゃないかもと思い、その後もその印象が拭えず分厚さにもめげて読んでなかったんだけど、ついに読了!読んでみたらハマって、どんどん面白くなった。
でも全体に切なさが漂う物語。
終わり方もハッピーエンドと言えないわけじゃないんだけど、想像以上に胸がキュッとなる感じ。ただ単純にめでたしめでたしとはできない気持ちが作者の中にあったんだろうな…と思わされた。 -
古家・小暮写真館に引っ越してきた高校生・英一を初めとする花菱一家と友人達が繰り広げるファンタジーヒューマンストーリー書き下ろし。
第一話 小暮写眞館
第二話 世界の縁側
第三話 カモメの名前
第四話 鉄路の春
小暮写真館にまつわる心霊写真を元に、英一が真相を確かめに走ったり、登校拒否の児童を救ったり、恋をしたり。。。
700P強の中でいろんな話が展開されます。
私的には作風になじめなかったので評価は3つです。 -
桜と菜の花の装丁が爽やか。そして全部読んだ後に見直すと切ない。家族とか親族とかって結局、血がつながってようがいまいが、一番身近な他人なんだろなと思った。うまくいくかは他のコミュニティと一緒で、相性とか努力次第。簡単じゃないからこそ、切実。
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念写にまつわる心暖まる話
元写真館に引っ越してきた4人家族。
高2の男子、花ちゃん。年の離れた出来の良い弟、光。
2歳でなくなった風子。 -
どうやったらこういう話を思いつくのか、大変不思議です。ときどき、ストーリーがぴょんと飛ぶような気がするのですが、単に私が読み落としているだけなのでしょうか。。
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淡々とした映像作品にしたらいいのかもしれない。
なくてもいい設定が多いかも。登場人物にあまり思い入れができない。