ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062749046

感想・レビュー・書評

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  • 恋人に借りた。いるかホテルが本当に夢を見ているみたいな描写で単純にすごい、と思った。

  • 五反田くんに高良健吾を思い浮かべながら読んでいる

  • 「でも踊るしかないんだよ」
    「それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。そうすればおいらもあんたのことを、手伝ってあげられるかもしれない。だから踊るんだよ。音楽の続く限り」 オドルンダヨ。オンガクノツヅクカギリ。

    「本当にいいものはとても少ない。何でもそうだよ。本でも、映画でも、コンサートでも、本当にいいものは少ない。ロック・ミュージックだってそうだ。いいものは一時間ラジオを聴いて一曲くらいしかない。あとは大量生産の屑みたいなもんだ。でも昔はそんなこと真剣に考えなかった。何を聞いてもけっこう楽しかった。若かったし、時間は幾らでもあったし、それに恋をしていた。つまらないものにも、些細なことにも心の震えのようなものを託することができた。僕の言ってることわかるかな?

  • 1年ぶり2回目
    なんでも経費でおちる

  • なんてことない普通の男が、目に見えない力に動かされてくようなお話。
    主人公が淡々と毎日をこなす描写を読んでいるのが気持ち良いです。

  • 最初の方は主人公が哲学を語るような感じでやや退屈な出だしで、1章1日位のペースだったが、札幌のホテルに行ってからは物語が急展開となり、残りはほぼ2日で読み終えた。ミステリータッチの展開、すべてが繋がっている面白さで一気にのめり込んでしまった。

  • 感想は下巻にて

  • 雪かき、という表現がすごくすきで(ユキのお父さんも言っていたが)影響され日常でも多用した(…)。メイがすきだな、どことなく騎士団長の人妻を連想させられた。羊をめぐる冒険を読んだあとすぐ読み始めたので、すんなり入っていけました。のめり込んでどっぷり読むというよりは、まさにダンスのステップを踏むようにさらさらと流れるように読んでいける本だったと思います。文体のリズムがそんな感じ。

  • 不思議な体験や事件などはあるが、特にこういう話とくくれるものでない男の淡々とした日常である。しかし村上さんの文体というか世界観というか、、そういうものに惹き付けられ、するすると読める。面白い。
    ところで羊男は何者なのか?

    主人公「僕」のユーモアが最高

  • 村上春樹なんて嫌い。
    って思ってたけど、ちょっと好きかも。

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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