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Amazon.co.jp ・本 (424ページ) / ISBN・EAN: 9784062749046
作品紹介・あらすじ
『羊をめぐる冒険』から4年、激しく雪の降りしきる札幌の街から「僕」の新しい冒険が始まる。奇妙で複雑なダンス・ステップを踏みながら「僕」はその暗く危険な運命の迷路をすり抜けていく。70年代の魂の遍歴を辿った著者が80年代を舞台に、新たな価値を求めて闇と光の交錯を鮮やかに描きあげた話題作。
感想・レビュー・書評
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『風の歌を聴け』→『1973年のピンボール』→『羊をめぐる冒険』と、デビューから連綿と続いてきた作品世界の続編。何故か放置してた。
前作を読んだのは8年以上前で、設定等はほぼ忘れていたが、未読でも問題無い範囲だと感じた。
表題に反し、展開は群を抜いて平板で、大きく動かない巻だが、リリックやユーモアで読ませてしまうのは作者の筆力。
このシリーズの“ぼく”がやはり断トツで気取っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うる覚えですが、『羊をめぐる冒険』を読んでから読むのをお勧めします。この本の思いは、下巻の感想で綴らせて頂いています。2021年ユニクロのUTTシャツの一作ともなったポップな表紙が印象的です。
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「いいね」ありがとうございます。
オイラは今年のユニクロUTシャツでイチローさんを購入しました。
ちょっとずれたコメントでごめんなさい。「いいね」ありがとうございます。
オイラは今年のユニクロUTシャツでイチローさんを購入しました。
ちょっとずれたコメントでごめんなさい。2025/07/19 -
きたごやたろうさんへ
お礼の返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。
「いいね」とコメントをありがとうございます。
イチローさんのTシャ...きたごやたろうさんへ
お礼の返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。
「いいね」とコメントをありがとうございます。
イチローさんのTシャツは、確かPEACE FOR ALLのシリーズですよね。私もこのシリーズでUNIQLOさんを通して、少しながら社会貢献出来たらと思い何着か購入しています。
私もちょっとズレたコメントの返信になりましたが‥‥(汗)
2025/07/20 -
村上マシュマロさんへ
脱線するのもココのおもしろいところで笑。
そうです。そうです。
オイラ、尊敬する人の一人がイチローさんでして...村上マシュマロさんへ
脱線するのもココのおもしろいところで笑。
そうです。そうです。
オイラ、尊敬する人の一人がイチローさんでして。
でもイチローさん。
ご自身がなかなか執筆されないんですよね。
なので今回のユニクロさんのTシャツは、イチローさん発案のデザインとのことで、購入させていただきました。
完全に脱線のコメントでした笑。2025/07/20
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羊をめぐる冒険の続編のようだが、
羊はかなり昔に読んだので内容がうっすらしか覚えてとおらず、、(面白かった記憶はある)まっさらな状態で一気に読破。
ページをめくる手が止まらず長篇でも問題なくあっといまに上巻が終わってしまった。
とにかく展開が早い。そして何と言っても登場人物の個性が強すぎて一気に物語に引き込まれる。今後この登場人達が誰とどこで、どう繋がっていくのか気になる。そして羊男とどう絡んでくるのだろうか…
上巻ではまだどんな話に展開していくのか、まだ見えていない。最後どういう結末になるのか楽しみだ。
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村上春樹氏の本が好きで、特に落ち込んだときによく読んでいた。春樹氏の小説を読むと「そうだな、孤独なのは自分だけなじゃいな」と感じ、元気になれた。
それから20年近くも後、41才になりひどく落ち込み、空き時間も何をすれば良いか分からなくなった時に、ふとまた元気になれるかもしれないと、本棚を見るとこの本が有った。もう何回読んだだろうカバーはボロボロだが、再度読んでみようと手に取る。
不思議と文章に癒される。いつの間にか主人公より大分年上になってしまったが、リラックスした気分になることができる。 -
主人公の「僕」は離婚して、5月に猫を亡くし、付き合っていた彼女にも見捨てられ、ライター(雪かき)という仕事にも嫌気がさして休暇を取ります。
下巻のあとがきに書かれている通り、鼠三作品の「僕」の一人称で語られます。
時代は高度成長期。家の電話にカセットテープをセットして着信者がメッセージを録音していた時代が克明に表現されています。
インターネットの常時接続が構築される以前の精神のやり取りを懐かしく読書しました。心の距離を埋める道具として肉体関係があった時代の話です。
作中には数人の娼婦が登場します。もちろん一般の女性も登場します。その両者の対比が見事、というか、この作品の肝でしょう。
私は上下巻を単行本で読みました。本の厚さの割にページ数が多く、なかなか読み進まない気だるさを所々に感じました。内容も「羊をめぐる冒険」の歯切れの良さを期待すると裏切られます。
しかし鼠作品を締めくくる「僕」の物語として気持ちよく読了。 -
早く下巻を読みたいです。久しぶりに村上春樹の世界観に触れて心地よかったです。
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孤独と虚無に沈む主人公が謎の少女ユキと出会い、これまで失った感情や他者との関係性を再構築する。食い扶持を繋ぐための文化的雪かきとドルフィン•ホテルが繋げる不可解な出来事、現実と幻想が交錯しながら踊り続けることはできるのか、下巻へ続く。
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上巻読了。下巻へすぐ手が伸びた。
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再読。
初めて読んだ時は羊をめぐる冒険も未読のまま読んだけれど、それでも面白かった。
今回は羊をめぐる冒険を読んだ直後に続けて読んだのでもっと面白い。ちゃんと繋がってる。
(4年後のお話だから当たり前だけれど)
以前読んだ時も楽しく読めたけど、この人誰?とか思わなかったのだろうか。不思議。
まだまだ村上春樹作品初心者ですが、今まで読んできた中では結構現実的というかファンタジー要素少なめに感じて、こちらに語りかけてくるものが多いなぁと。
大切な人を、大事なものを失って、
自分自身が磨り減ってしまっても、
踊り続けるしかない。それもとびきり上手く。
みんなが感心するくらいに。音楽の続く限り。
文化的雪かきは名言だなぁといつも思う。 -
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羊をめぐる冒険が面白かったので続けて読みました。また『僕』の世界を堪能できて嬉しい。耳のきれいな彼女(キキ)が消えていったのも気になっていたし、いるかホテルのその後や、羊男のことも作中で取り扱ってくれているのも良き。そして新しい魅力的な登場人物。下巻を早く読みたい。
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羊をめぐる冒険の続編でありながら、全く違う文体で表現される新たなストーリー。羊の次に読むと、また村上春樹さんの凄さと別の面白さを味わえます。
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1998年11月1日 第二刷 再読
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「羊をめぐる冒険」の続編、4年後の”僕”。
懐かしい音楽とともに70年代から80年代へと時代が変わってゆく。
羊男との再会の後、ヘンリー・マンシーニの「ムーン・リヴァー」が、僕を現実へと迎えてくれる。
ドルフィンホテルのフロントの女の子、元ガールフレンドのキキ、不思議な能力を持つ美少女ユキ、映画スターになった中学の同級生五反田君、メイと名乗る高級コールガール、
何がどう繋がっているのか。新たな冒険が始まる。 -
羊をめぐる冒険 の次に読んだら、少し文章が変わっているように感じた。
執筆した時期が離れているのかな?ファンタジー味が増して村上春樹難しい、になってきた。 -
下巻にまとめて記載
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村上春樹の初期長編の一つ。『羊たちの冒険』の続編的な位置づけで羊男が登場する。現代人にとって生きる指針となる本と言えるのではないか。
上巻では雑文書きをしている主人公が以前のイルカホテルを訪ねるところから、ドルフィンホテルに変わった謎を解きつつ、ホテルで働く女性やユキという女の子、その母親のアメや父親との接触、友人の五反田くん、アメの恋人の詩人、コールガールなどとの会話が描かれる。
村上春樹の作品の特徴の並行世界的な世界観、決して明かされない謎に付きまとわれてストーリーが進む感覚はすでにある。主人公は価値観は確固たるものの不安定さは否めず、向こう側の世界に接しながら/憧れながら、向こう側にはいかないように踏ん張っているが、やむを得ずに向こう側の世界に足を踏み入れたところで夢から覚めて閉じられる。 -
三部作からの、緩やかなつながり。文章の言い回しが、近ごろスッカリ癖になってる。面白い!
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主人公の飄々とした考え方や立ち振る舞いが割と好き。転換点が複数あったり、伏線が至る所に張られていたりと、物語として面白い。文化的雪かき。
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再読。感想は下巻で。
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