- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065221631
感想・レビュー・書評
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2024-2-12
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得体のしれない感染症に振り回されつつある頃に中学入学を控えた姪と小説家の叔父が鹿島を目指す旅に出る。
その途中で出会った就職を控えた女子大生も一緒に旅をすることになる。
コロナでみんなが振り回されていたときを思い出した。
本当に街の中が死んだようになっていた。
みんなが未知の病に怯えていた。
そんな空気感を思い出しながら読んだ。
最後、明るい未来に繋がらなかったのが、ちょっと寂しかったなあ。
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小学生を連れての歩き旅。叔父の小説の練習、姪のサッカーの練習。
道連れになった女子大学生にも、
小学生にもいろいろあるよな〜って思い…
皆が少し成長して、いい旅だったね、と思ったのに
最後の最後はこんな結末…
夜中に読み終わり、目が少し濡れちゃった。 -
20240120読了
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2023.12.20読了
じぃからもらった。 -
中学校入学を控えたサッカー少女との明るく楽しい旅の記録かと思っていたら、最後は切ない終わり方だった。
久しぶりに読んだ小説、利根川ぞいの土地勘もサッカーへの興味もなかったが、それなりに読んでいて楽しい本だった。 -
乗代さんの作品はすらすら読める文章ではないが、なぜか心を癒してくれるので、ゆっくり少しずつ読んだ。本の帯に、これが文学だというような言葉を朝井りょうさんが書かれていて、その言葉に納得しながら読むことができた。
クスッと笑い、癒され本を読んでいる時間がとても大切と感じられる作品はあまり出会わないので読んで良かった。