ゆきうさぎのお品書き 6時20分の肉じゃが (集英社オレンジ文庫)

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  • 集英社
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感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784086800679

感想・レビュー・書評

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  • もりもりと食べる料理がとても美味しそう。
    主人公の碧もですが、大樹がスコンと晴れた青空のような良い人。
    変な歪みや濁りが見えないので、逆に深みも感じられないのですが、綺麗で真っ直ぐなので、読んでいて清々しいです。

  • 「美味しい」は幸せ。
    誰かと一緒に美味しいと感じられると安心ができる。
    大樹の美味しい料理で繋がるみんなは優しくて温かい。
    蓮がかっこよかった。

  • 文章読みやすいし、出てくる料理も美味しそうでした。内容はちょっとありがちな感じもありましたが、ほっこりしたい人にお勧めです。

  • 著者初読み。地元の常連さんに愛される隠れ家的小料理屋と周辺の人々との料理にまつわる話で全体的にマッタリ感ある雰囲気である。ライバル店からの偵察から見えてくる嫌がらせの部分は萎えてしまった感じであるが、元従業員に対する大樹の対応は良く、元従業員も味に納得するなど丸く収まって良かったが、店の信用に関わる問題だし、許せないと感じてしまう。碧の過去を菜穂に話し、菜穂はぎこちなさを感じながらも大樹達から料理を教わり、母のために弁当を作る姿が良く、親子の絆が伝わったのではと思う。全体的にはさらりと読めた。

  • 可もなく不可もなし。
    お料理の様子は丁寧でおいしそうですが、それ以上でも以下でもなかったかな~

  • 食べる事を通じて、幸せを感じる。
    人との繋がりの大切さ。
    生きる意味を考える。

    それを凄く教えてくれる温かい小説だなって思いました。

    本当に美味しそうな物が沢山出てきてお腹も減っちゃいます。

  • ある事情から、極端に食が細くなってしまった大学生の碧。とうとう貧血で倒れたところを「ゆきうさぎ」という小料理屋を営む青年、大樹に助けられる。彼の作る料理や食べっぷりに心惹かれた碧は、バイトとして雇ってもらうことに!店の常連客やお向かいの洋菓子店の兄弟、気まぐれに現れる野良猫と触れ合ううち、碧は食欲と元気を取り戻していく。

    出てくる料理はごくオーソドックスなもので、登場人物たちの関係とか心の動きがメインで、派手じゃないけどじんわり系。ちょっとあっさり小粒。主人公とお父さんの関係は一冊丸ごと使ってちりばめながら回復していってもよかったかも。あっという間に元気になってたのは話としてはちょっともったいない。大樹はすごい出来た人だな。続刊で大樹に関わる人たちが出てきたらいいな。

  • ある町の小料理屋を舞台に、バイトとして雇ってもらった少女を中心に繰り広げられるストーリー。
    ほんわかした素直なお話だけけれど、ひねりはない。
    ラブもない。
    小話仕立てだが、読み切りとしてまとまっており、まあまあ楽しめた。
    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5101.html

  • おいしい物って何よりの幸せの元だなって思いました。
    ゆきうさぎの料理はどれもおいしそうで食べてみたくなりました。
    また、不思議な猫の武蔵がとてもいい味だしています。

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