- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087454451
作品紹介・あらすじ
平安建都から百五十年あまり、貴族文化が花開くころ。少年武官と美貌の陰陽師見習いが、宮中の怪異に挑む! 人気シリーズ『ばけもの好む中将』の原点、瀬川貴次の名作平安怪異譚。(解説/三田主水)
感想・レビュー・書評
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新規開拓作家として手に取る。
序章的な感じ。今後の展開に期待。馬頭鬼のあおえが良い感じ。
作中、宴の松原が出て来て伊藤遊著「えんの松原」を思い出した。面白かった記憶がある。
読み返す前に最新刊を調べたがしばらく著書はないようだ。
それでも猛烈に読みたくなったので、未読だった「鬼の橋」を買ってきた。
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今はなき集英社スーパーファンタジー文庫で刊行されていた当時読んでいたが、懐かしくて手に取ってみた。
本編は改稿や加筆はされていないが、新たな書き下ろし短編が収録されている。
新たな画装は美しいが、やはり当シリーズは華不魅さんの美しく禍々しさのある画があってこそだったのだなぁ、と再認識した。 -
序章という感じかな。馬頭のあおえがいい味出てました。
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絵が綺麗で購入したけど、面白いのかというと期待したほど面白くはなかった。陰陽師の暗さがなくワクワクしなかった。
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平安時代の陰陽師もの。
サラッと読めた。賀茂忠行に習う一条という陰陽生は安倍晴明かな?六道珍皇寺が冥界と繋がってるなどのネタも含まれてて面白かった。 -
面白かったです(人´エ`*)♪
牛頭鬼が、でかい図体なのに
可愛らしく、ギャップ萌えでした~(*^^*) -
陰陽師関係は大御所の獏先生もいらっしゃるので大変かと思いきや、シッカリと居場所を確保している感じですね
ストーリー的に私は嫌いじゃないです -
イラストが綺麗で、
最近の作品かなと思って手に取ったら
1994年の作品の復活だそうで驚きだった。
内容は非常に読みやすく、
どの年代にも受け入れやすい感じ。
最後に入っていた短編の
最後の文章を読んで、
俄然読みたい気持ちが湧いてきた。
結構長く続いたシリーズのようなので、
少しずつ読んでいこうと思う。
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ばけもの好む中将が面白かったのでこれも手に取ってみました。表紙がキレイ。
でも…なんだろう、うん、あまりピンと来なかった。主人公がどこかノホホンとしてるからかなぁ? -
瀬川作品デビュー。
読みやすい、けど物足りない。ホラー要素を求めるなら小野不由美の方がパンチが効いている。ファンタジーとしてなら良い話では。 -
ごっそりとした袖の下のおかげで、武官になった主人公。
そこで出会ったのは、同様に袖の下で武官になった人達と
美少年の陰陽師見習い。
今も昔も変わらないな~という、上司に可愛がられて
大きくなっている人がいたり、感情のはけ口だったり。
そして従姉妹の女御はツンデレという、お約束。
文を握りつぶしているのはいいのですが、それが
他の女御やら主人公やらにばれた場合、どうするのか。
死んでしまった皇子は呪詛で殺されたのか、も
謎ではありましたけど、謎のまま。
陰陽師の言っている事は正しいのですが
そこちょっと知りたい! でした。 -
新シリーズなのかと思いきや20年くらいまえに既刊とされてたものなんだー。
古さを感じず面白かった。
他のも新しく刊行されてほしい。 -
『ばけもの好む中将』も好きだけど、こちらの方がより好みかも。ストーリー構成やキャラの特徴とかは、20年以上も前に刊行された話とあって、今となってはややありふれた感が否めなくもないですが。最後、隣に越して来たのが一条と知って、いそいそと菓子を持って訪れようとする夏樹が可愛い。この後、結構な巻数が出ていたみたいですが、全部新しく出版されるとうれしいな。