- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087713534
作品紹介・あらすじ
定年退職して始まる本当の孤独。バラ色の第2の人生のはずが、待っていたのは、夫婦関係と親子関係の危機。人生最大の転機をいかに乗り切るか。
感想・レビュー・書評
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朝、起きてから何もやることがない、という羨ましい状況が
実は、苦痛だという定年した男性の苦悩。
「失楽園」でもあった
この作家の、ちょっとした状況の描写が印象に残る。
今回でいえば、張り切ってちらし寿司を作る場面。
妻の機嫌が直ると思って、ちらし寿司を作ろうとしたが
買い物のときから少しづつすれ違い、料理のときはどこに何があるかも
分からず、結果としてお互い不機嫌になりながらの食事と
なってしまうところなど、ニヤリとしてしまう。
まあ、デートクラブで女性を見つけて、何事もなく、そして
彼女の言葉で救われて立ち直る、という上野千鶴子あたりから
思い切り馬鹿にされそうな話で終了するところは、さすが渡辺淳一
だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
刊行当時、書評が胸に響き、表紙だけぼんやりと覚えていた。ら、図書館で出会い即借り&即読み。
目線が、男性ですねwww
図書館で時間をつぶすくだりは、まさに平日に会社の休みが多い私と重なるところ多し。 -
何もない。ばかばかしい。すべての登場人物にイライラする。
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2014.8.13
定年か、父の定年のときにも母とギクシャクしてたよ。父は3ヶ月くらい田舎に住んで畑仕事して戻つてきた。この本母にも進めてみよう。男の横暴ぶりが腹立たしい。生活していくには面倒くさいことだらけなのに自分では何ひとつやらない時代遅れのKY,困りはてる! -
内容(「BOOK」データベースより)
定年退職して始まる本当の孤独。バラ色の第2の人生のはずが、待っていたのは、夫婦関係と親子関係の危機。人生最大の転機をいかに乗り切るか。
3月12日~16日 -
異動した先輩が残して行ってくれた本第1弾。半分ほど一気に読みました。定年退職した後の元サラリーマンの生活がリアルでがなかなか面白いです。
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サラリーマンの定年後の詫びしい生活の話。地味な女性と知り合うが、展開は終始盛り上がりなし。
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定年退職をした男性が、第二の人生に踏み出すまでの葛藤。
共感できる部分が少なかった。
渡辺さんはサラリーマンではなかったので、想像の部分が多いためかな… -
13/08/22 バカバカしい。