- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087753776
感想・レビュー・書評
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110921
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一作目より、こっちの方が、あったかい。
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★2014年9月23日読了『シー・ラブズ・ユー (2) (東京バンドワゴン) 』小路幸也著 評価B+
東京バンドワゴンシリーズ二作目。シリーズ二作目にして、寅さんシリーズのようなこの安定感と心地良さは何なのでしょうか?
覚えきれない程の登場人物が、それぞれの人間関係を紡ぎ出しながら、いくつかの短編の中で動き出して、短編の主人公として活躍する。
そして、この後長く続いていく伏線ともなり、東京下町の人情の機微を描き続けます。小路氏の作品だから、読み始めた訳ですが、マンガのように軽快に簡単に読み進めます。 -
二作目もなかなか面白かった(^◇^)
相変わらずの食事風景は笑えるw
勘一と妹の淑子のエピソードには思わずホロリ(´;ω;`)
マードックさんや二人の赤ちゃんも増えてますます賑やかな堀田家に(笑)
百合絵さんも加わるのかしら(・・? -
☆☆☆☆4つ
二冊目にしてこの物語は冬春夏秋と4部構成なのだな、ということに気付いた。しかし
全部が書きおろし作品なので大したものであると思う。
変わらず曾祖母の幽霊が「神の声」として物語の展開を細かく説明していく。場面が変
わった事や今喋ったのが誰だったかも時には説明している。おそらくどうやってもその
しゃべり言葉だけから誰であるかを連想する事が難しかったのであろう。でもしゃべり
言葉だけでそれがだれの言葉であるかを解らしめる書き方のほうがスマートだなぁ、と
は思うし、そういう努力をしている作家さんは多いと思う。
まあ「今日は良い日和ですねえ」と和夫は言った。などという平易な文章も普通にある
のだから、なんだっていいのだけれんど。
この物語、どんどんと登場人物が増えていく。まあ、新たな物語を紡いでいこうと思っ
たら、新しい登場人物はどうしても必要になってくるだろうから仕方ないのだけれど。
でも、この先まだ何冊もこの東京バンドワゴンシリーズが続いていくと思うと、登場人
物はいったい何人まで膨れあがるのだろう、と思ってしまう。苦手なのでちょっと気分
が想いいや重い。そのうち登場人物一覧表でも出てくるのであろうか。え、既に有った
か。すまぬ。
さて次は『スタンドバイミー』だったかな。 -
何だかんだと事件やらイベントやら起きる堀田家。甚一が仕切り、我南人が裏で何かと動いている。藤島さんは残念だったが、しょうがないね。前進してるなあ、この家族は。後退は勿論、立ち止まったりもしないね。
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癖になります