シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087753776

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず人助けやら事件に巻き込まれたりと忙しい堀田家である。
    おまけに家族も増えて、住宅事情は大丈夫なのか?

    今回わかったのは、我南人の奥さんの秋実さんがすごい人だったということ。そして、亜美さんもまたすごい人なのである。
    この二人無くして堀田家は成り立たなかったと言っても過言ではないくらい。
    家族が崩壊寸前の危機を乗り越えたからこその、今の幸せがある堀田家だったのだ。

  • 「本のちょいとよ、気持ちを切り替えるだけでもがらっと見え方が変わるってこともあるってもんよ。坊主」
    大事なことは家族が同じ気持ちになって、お互いを見つめ合うことですよね。

  • シリーズ2
    えー!ここで終わるのぉー!
    読み終わるのがもったいない。でもまだ次巻があることにホッとしている。
    あまりないよね、こんな風にどんどんお話の中で時間が過ぎていくの。
    なんだかご近所に住んでいる気持になる。
    え、ほったさんとこのカヨちゃん中学生なの?はやーい!もうすっかりお姉さんだよねぇ。とか家で話してしまうそう。
    よしもとばななの日記とちょっと空気が似てるような。
    今回、お話が一気にバタバタとすすんだ。
    赤ちゃん!ゴールイン!
    藤島さん、カッコ良すぎる!
    ずっとずっと「SHE」って、だれ?だれ?と思いつつ読んだので最後に「LOVEだよねぇ」と、しみじみしてしまった。

    「LOVEのために何もかも捨ててねぇ。それでも親父のLOVEがいっぱい詰まったこの本をさぁ、六十年もの間大事にしてきたんだねぇ。」

    「男の子はよ、やせ我慢ってものをしなこゃならねぇんだ。どんなに淋しくてもよ、辛くてもよ、自分一人で頑張るんだっていうやせ我慢ってやつをよ、覚えなきゃあならねぇんだよ。」
    これは男の子だけじゃないんだけどね。

    「男の子は男親の背中を見て育つと言いますが、女の子はあれよね、何かを見なくても感覚で女性になっていくのでしょうね。」
    う!なるほど、だからウチのM5は誰に似たのかわからないけど既に女なんだわ。

    冬、百科事典は赤ちゃんと共に
    春、恋の沙汰も神頼み
    夏、幽霊の正体見たり夏休み
    秋、SHE LOVES YOU

  • 東京バンドワゴンシリーズ、良いですね。
    今回のシー・ラブズ・ユーも一気に読んでしまった。

  • 前作で結婚した青にはフラフラしていて欲しかったな。
    今作はさらなる家族が増えたし、
    次回作はもっと騒がしい家族になるんだろうな。


    どうやら8作目が出ているらしい。
    8かぁ。私は途中で飽きそう。最新作まで読めるかな…。

  • 東京バンドワゴンの仲間たちが帰ってきた!
    東京下町の老舗古書店「東京バンドワゴン」で繰り広げられる、涙と笑いの物語第2弾!

    今日も「古本」と「家族」にまつわる事件が持ち込まれる。 赤ちゃんが置き去りに!? …他、春夏秋冬の感動4 編。

    。・゜*・。・゜*・。・゜*・。・゜*・

    H25.6.26 読了

    安定の温かさ。
    かんなちゃんと鈴花ちゃんも生まれたし、この先のシリーズも楽しみ。

    けれど。
    読み終わってからドラマ化されることを知る。
    亀梨和也が主演…!?青ちゃんなの…!?青ちゃんが主役なの…!?どうなのよそれ……!?

    末尾に「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ。」とあり、そうね~なんて呑気に思っていたが、
    実際にドラマ化されるとなると複雑なのである。。

  • 相変わらずドタバタな展開でクスクス笑ってしまった。
    特にラストなんていろんな人のいろんな出来事があまりにもめまぐるしく詰め込んであって息が出来ない感じ(爆)
    今回はこれまでと違ってけっこう緊迫した場面もあってドキドキだった。
    東京バンドワゴンのお得意さんたちもいろんな人生歩んできたんだなあ@@ビックリ。
    次の巻も色々ありそうな余韻を残してのラストでまたまた引っ張られてしまう~~~^^
    勝手に昭和の話かと思ってたんですが研人くんや花陽ちゃんがWiiの話をしていたんでリアルな時代設定なのね^^;

  • 再読。シリーズ2作目。
    新しい家族を迎え、ますます賑やかで波乱万丈な堀田家。
    四季折々ドタバタしてるのにやっぱり堀田家には愛が溢れていて、LOVEだねぇの一言ですね(笑)

  • 僕の中ではバンドワゴンシリーズん中で一番面白かった。最後の方はあんまりにも無茶過ぎて吹き出しちゃったよ。このシリーズ、読み飽きないわ。

  • 笑えてほろっときて、今回もおもしろかった!

    続きが気になる。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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