- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101292328
感想・レビュー・書評
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色んな気持ちの短編集
川上さんの小説には[ピンキリ]みたいな揺れ幅がなく、突飛な流れも怒りも悲しみも仕方なさも緩やかに描かれているために物足りなさを覚える方もいるかもしれないけれど
私は好き
<冷たいのが好き…から引用>
(心に)こちんとくる=
「カチン、みたいに、陰性の雰囲気はないの。ただ、当たるだけ。
当たって、やな感じになるときもあるし、いい感じになるときもあるから」
…川上弘美作品のこういう感性が、たまらない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。
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12話
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幸せの永遠を願っても、悲しみの収束を願っても、生き続ける限り、ゆく川の流れは絶えずして……なのであることよ。
動じずにいたいものだけど、うまくいかないなぁ。 -
独特の世界観。
やわらかな感じがする。
嫌いな感じではなかったのだけど
途中で飽きてしまった。
読む時期が悪かったかも。
もう少し余裕のあるときに
ゆったり読めば良かった。 -
7年振りに再読。「春の虫」と「冬の一日」が好きだったなーと思い出しながら読んだら、やっぱりとても好きだった。
「冬の一日」のトキタさんは優しい、でも今読むと、それはちょっとだけずるいよねって思ったりした。 -
途中で飽きてしまった。
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いい年した女の人の話達。
普通なんだか非日常なんだか。
でもどれものほほんとした感じでした。 -
言霊っていうのかな。
ことばひとつひとつに、何か見えない力が宿ってるよね、
川上さんのお話は。
しかも、長編より短編のほうがちょうどいいかも。
長編だと、見えない力によって私の心が支配されて、
読み終わるころにはいつも、疲れちゃうんだよね。
川上さんの小説は、
女じゃないとほとんど共感できない気持ちばかり。
不倫やらなんやらドロドロしてても、共感できちゃうから不思議。
男性のように哲学的でなく、
直感的で感情的だから、
ことばひとつひとつが、胸に突き刺さるよね。。。
ふわふわした表現なのに、なんでこんなにグッとくるのかしら。
あとがきにも書いてあったけど、
表現がフランス的なんだって。
フランスは、日本の文学よりももっと、
言葉を大事にしてるのだとか。
そんなフランスでは、川上さんが絶賛されてるっていうから、
なるほどなって思った。
もう、川上さんの小説は読み尽くしてしまったなぁ・・・。-
はじめまして!
兵庫県に住む、
猫と映画と音楽と活字中毒の
プロボクサーです。
フォローありがとうございました!
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はじめまして!
兵庫県に住む、
猫と映画と音楽と活字中毒の
プロボクサーです。
フォローありがとうございました!
レビューいくつか読ませてもらい
かなり共感したので
フォローさせてもらいました(笑)
川上さんの文体は言葉が美しいし
どこか官能的で、
女性の心理描写が
ホント上手いですよね。
そして表現がフランス的って
確かになぁ〜って
腑に落ちました♪
この作品はまだ読んでないし
久しぶりに川上さんの言霊感じてみたいので(笑)、
借りたい本リストに書いて
今度また図書館でチェックしてみたいと思います!
これから何かと
レビュー等参考にさせてもらいますんで、
今後ともよろしくお願いします(^_^)
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2013/01/29
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川上さんの短編は唐突に終わる。今回は断片的すぎて物足りなかったかも。。私は結構長編のが好きかもしれません。