向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

著者 : 道尾秀介

• 新潮社 (2008年7月29日発売)

感想・レビュー・書評

[ミサトさんの感想 · 2024年4月21日]

自殺した友人の遺体を見つけてしまった少年と、あるものに生まれ変わってしまった友人とで、謎を解明するミステリー。
あらすじはファンタジーに聞こえるが、内容はかなり陰湿。。共感できなさそうで出来てしまう登場人物の闇に寒気がする

[みききさんの感想 · 2024年4月16日]

友達に勧められて読みました。
事前知識ゼロで読み始めました！

転生もの？！
虐待？
ぺド？
ホラー
ミステリー
サスペンス……


自分なりに考察して最後まで楽しめました～！
広げた風呂敷を綺麗に畳んでくれたのでスッキリ！！！



これを言ってはお仕舞いなんだけど、彼がああなる前に救う手はあったでしょう、と母親目線から思ったり……

[イツカさんの感想 · 2024年4月8日]

続きが気になりハイペースで読んでしまったので、しばらくして今度はゆっくり再読したい。

[あがたさんの感想 · 2024年4月5日]

とても3歳とは思えないミカの言動に、S君同様、ミカも人間ではないのではと途中から思ってはいたけど、まさかこんな展開になるとは…。ショッキングなラストに、読後呆然としてしまった。

[なんでも褒めちゃうbotさんの感想 · 2024年4月2日]

この作品を読んだのは数年前になるのですが、トラウマの如くラストの下りを定期的に思い出すほどに印象に残る作品でした。

気持ちが悪くなるような表現もかなりあったので、少年達が主人公なのに毒気が効いている一風変わったミステリー小説として楽しむことができました。

[まーさんの感想 · 2024年3月31日]

読んでる途中のテンポの良さ、夏の様子が伝わってくる描写が良かった。
結局どういう話なのかは全然分からなかった。

[cherryさんの感想 · 2024年3月31日]

「こう言う事だったのか⁉︎」という驚きが、とても大きかった。とても暗いように感じる。

[とみーさんの感想 · 2024年3月31日]

前半はホラー感もありつつ後半はサスペンスな印象
全体的に好みなジャンルなのだけれども、小学生にしては色々出来すぎてる感が否めないなと感じました

[MARiMO@さんの感想 · 2024年3月26日]

読んでいて気持ちがいい気はしなかったが先が気になる展開にはとてもハラハラさせられた。

そういう意味では☆5かなと思うが、自分が好きな内容の話か？人にオススメするか？という意味ではこの評価にしました。
期待しすぎた部分もあったかも。

道尾秀介作品を最初に読むなら違う作品のほうがいいと自分なら思う。

[あつおさんの感想 · 2024年3月25日]

独特の世界観だった。ミチオの妄想が生み出した物語。

著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。