SRO (2) (中公文庫 と 26-10)

著者 :
  • 中央公論新社
3.39
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本棚登録 : 1033
感想 : 108
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122054271

感想・レビュー・書評

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  • 手際が悪いSROなのでアチコチで業務に支障を
    きたしている(デュープロセスが整っていない)
    今回もシリアルキラーの犯罪を暴き出すために
    読者はイライラを隠せない・・・違法アクセス
    を身内に暴かれるなんて情けない

  • 意図的に安楽死をさせている犯人が最後まで分からない展開と思いきや、最初の方で副院長の琥珀が犯人であることがわかる。その後どういった展開になっていくのか分からなかったが最終的には犯人が自殺してしまう・・・
    展開にちょっと強引な要素が否めなく、もう少しスリリングな展開を期待していただけに若干物足りない印象になってしまった

  • 途中眠くなる

  • 病気を治す病院なのに、患者に向き合っている医者がシリアルキラーとは…怖っ!

  • 生きている意味がない?死にたい?
    では、望み通りの死を与えよう。
    苦しまずに、楽に眠るように。
    寂しさはない、神の使者と供にいけるのだから。
    「死の天使」があなたの望みを叶えます。

    病院にまつわる噂が、噂でなかったら?
    医療ミス?患者の寿命?はたまた・・・

    病院で発生している、誰も疑問に思わない死。
    不当な退職を迫られた看護師からの、投書でその死の違和感を見つける
    SROの面々が捜査に乗り出す、果たしてこれは事件なのか・・・?

    前回から数日後が舞台であり、まだ謹慎処分すら解けていない段階で
    どの様に捜査し、事件性を発見するのかが面白い反面前回までの
    エンターテイメント性には少し欠けるモノになっている様子。

    それでも、日本にこんな事件ないだろう?!って
    言い切れないような怖さがある一冊。

  • SROに何を求めているのか? ってあえて問えば、きっとクセのある刑事たちの活劇がみたいのだと思う。今回は一作目の活躍でメンバーが謹慎処分をうけており、活劇少なめ残念。シリアルキラーの視点で描くのなら、三作目あたりがいいんじゃないだろうか。

  • 広域捜査じゃなくて、病院内の事件でちょっと息苦しく感じた。ストーリーも淡泊かな…。次作に期待。

  • 強く死を願う患者の前に現れて、その願いを叶えてくれる―栃木県・下野東方病院関係者の間でささやかれる「死の天使」の噂。担当患者が亡くなった責任を取らされ、退職を強要された看護師からの投書を調べるうちに、新九郎たちSROは奇妙なことに気付く。新時代警察小説、待望のシリーズ第二弾。文庫書き下ろし。 今回は倒叙物です。本文中で「刑事コロンボ」に言及しているのは目配せでしょうか。ついでに「相棒」や「太陽にほえろ!」まで出てきます。犯行の動機がポイント。SROの捜査の方法は前作以上に無謀で、唖然とさせられます。

  • 現実ばなれしすぎ。途中は少し退屈。

著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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