- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122064645
感想・レビュー・書評
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2030年を想定して書かれた近未来SF。ここまでは進まないんじゃないか、いやもっと進むんじゃないかという様々な考えがあって面白い。2030年には私は60歳ですが、どんな世界になっているんでしょう?
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未来がどんなん?に興味があったのと、恩田陸につられて購入。
いろんな作家の短編集なので、好き嫌いはあるかも知れないけど、
恩田陸 逍遥
支倉凍砂 AI情表現
山内マリコ 五十歳
喜田喜久 革命のメソッド
が面白かった。
2030年にもなって、ヘイSiriとか言ってるのは、かなり時代遅れらしいw -
【収録作品】「逍遙」恩田陸/「144C」瀬名秀明/「里帰りはUFOで」小路幸也/「AI情表現」支倉凍砂/「五十歳」山内マリコ/「神さまがやってきた」宗田理/「革命のメソッド-2030年のMr.キュリー」喜多喜久/「自殺者ゼロの国」(エッセイ)坂口恭平
喜多喜久の作品以外は、「小説BOC2」2016年7月(中央公論新社刊)初出とのこと。 -
読めないほどでは無かったですが、似たり寄ったりの発想で、企画倒れのような気もします。
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未来の日本のお話を描いた恩田陸を含む8人の作家による短編集。私が気に入った作品。
恩田陸「逍遥」。意識上で集まった3人がなくなった時計の謎に挑む。それは空間を越えて、情報を他人と認知できる能力。いつの世界も技術が発達しても、ひとがやることは変わらないのですね(笑)
小路幸也「里帰りはUFOで」日本のどこかの、どいなかの街。そこは日本でインフラが整備された街。友達と里帰りすることになった大学生の野宮淳一は、UFOの目撃話を聞いて。。
自動運転が当たり前になった社会。世の中の暮らしがどう変わるのか。
支倉凍砂「AI愛情表現」。AIに恋愛相談をもちかける浩太。AIはひとのパートナーになりうるのか、浩太の恋の行方は。ケータイセブンと言うドラマと何となく被りましたが、いつか共感しあえる関係になれたら良いね。
山内マリコ「五十歳」。市役所の附託職員で働くキャリアウーマンだった牧野さん。若い研修の女の子がやって来て。少しでもやりたい仕事をやる。若さって、素晴らしいなと思いました。