片想い

著者 :
  • 文藝春秋
3.45
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本棚登録 : 1798
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163198804

感想・レビュー・書評

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  • 自身の読んだ東野圭吾作品ではかなり上位にランキングされる作品。性同一性障害をテーマとしているミステリーで内容はもとよりそのテーマにも深く考えさせられる。読了当時は現在ほどジェンダーに対する認識もなくかなり印象的だった。もう一度読みたい作品。

  • タイトルの片想いって言葉がすごく現してる。ジェンダーの問題を軸に、夫婦の関係、友情、愛情…を考えさせられた。

  • 2001.6

  • 同級生の意外な告白から、最後は東野作品らしく急展開を迎える。
    ジェンダーや共働き夫婦のあり方など、問題提起にもなっている作品。
    やや登場人物が多い印象。

  • 帝都大アメフト部のOB西脇哲郎は、十年ぶりにかつての女子マネージャー日浦美月に再会し、ある「秘密」を告白される。あの頃の未来にいるはずの自分たちは、変わってしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描く傑作ミステリー。

    人は皆それぞれ悩みは抱えているもの。中にはその悩みを誰かに相談することすらできないケースもある。
    人は人に支えられ、そして繋がっている。人を想うが為に起こす行動が必ずしも全て良いこと、必要なことだとは限らない。周りの人達の存在、その有り難さに改めて気付かされた。

  • 24/167

  • 主人公が嫌いでした。

  • ジャケ借りしたけど、
    求めてたようなきゅんきゅん系の片想いなんかとはかけ離れてて、
    重い内容だった
    考えさせられたけど、後味は良くない

  • 題材がいつもとは違くて、引き込まれはしなかった。つまらなくはないけれども、微妙。

  • 性同一性障害について考えさせられました。
    一つの事件をきっかけにいろんな人が間接的にどんどん巻き込まれていって、幸せに暮らすというのがすごく難しいことのように思えました。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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