にょっ記

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163247403

感想・レビュー・書評

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  • ふふふっ(笑)と思わず笑ってしまう本でした。

  • くやしいけどすこし面白いわ。

  • 一気読み。
    この才能が羨ましい。
    特に5月2日と9月7日が良かった。
    抱腹絶倒。
    ただ残念なことがある。
    今まで「ちんすこう」の文字を見てもやましい気持ちを抱いたことがなかったのに、見るたびにびくびくすることになってしまったことだ。
    どうしてくれるんだ。

  • たのしい。
    ふふっと笑えてしまうので、気分転換にはちょうどいい。

    眠れない夜なんかにもいいかも。

  • 穂村さんが、雑踏の中を普通に歩いていて、突然、人の頭よりも高く跳び上がって飛び上がって、ひねったり回転を加えたりして、着地して、また何事も無かったように歩いて行くような感じ。

    すれ違いながら見ている私は、びっくりして、振り向いて二度見してしまうような感じ。フジモトさんの挿絵がだんだん穂村さんに似て見えてくるし(見たことないけど)、長嶋さんの「偽ょっ記」がだんだん「にょっ記」に似てくるという不思議。

    もし私がほんとにこの人と同じ世界を生きているんだとしたら、私もダルマストーブを抱くような経験をしてそういう感じ方をしてみたい。

    『にょにょっ記』の文庫版は3日後に出るそうだ。

  • 歌人、ほむらさんのひそやかな日記です。

    ふふふと笑えて、「なんとかなるさ」という気にさせてくれます。

    「がんばろう」じゃなくて、
    「なんとかなる」とおもえるところがみそです。

  • あの天使になりたい。

    着眼点がどうこうというより、
    表現が深い。
    言葉ってすごい。

  • シュールで笑えた日記本。
    どう説明していいのかわからないが、著者の良い意味でのネガティブっぷりがこの本で笑いを誘っていると感じた。
    著者の人柄に親近感が沸いて、この本が身近に感じられてくる。

  • 爆笑箇所は少ないですが、概ねニンマリしてしまう内容。
    電車の中で読むのは要注意かも。
    ニッコリというよりニンマリだから。

  • 妄想天国。

    どれくらい実話なのかなぁ。
    いや、まさか全部ほんとってことはないよね。…たぶん。

    川上弘美の『東京日記』と違って日付あり。
    なんとなく自分の誕生日とか見てしまう。なかったけど。
    同日ほむほむは日本のどこかでこんなことしたり、あんなこと考えてたのか、なんて思いたいがために。

    ところでやっぱり天使って奥さんのことなのかなぁ。
    そっか、天国だから天使がいるのだ!と発見する。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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