- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167705886
感想・レビュー・書評
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いやー、何故か読むのにすごく時間がかかった。
ストーリィも決して面白くないわけではないのだが、終始「映画でいいじゃん」の言葉がつきまとう。
映画を文字に起こしているだけのようで、なんとうか、味気ない。
何度も言うが、ストーリィは展開も早く飽きさせない感じで、面白いのは事実。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食わず嫌いだったジェフェリー・ディーヴァーにハマるきっかけがこの作品
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おなじみの登場人物とまた会えて、それだけで顔がほころぶ。
そこにライムとは正反対のアプローチをする、ダンス登場人物。キネシクス、楽しみすぎるー -
ボーン•コレクターのシリーズとは知らずに読んだが、多いに楽しめた。
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最初から犯人がわかっているタイプの小説です。
なのでハラハラ感はいまひとつですが、
それぞれのキャラクターが個性的で
これは映画化すると楽しいだろうなーと思いました。
あと、特筆すべきは「キネシクス」という職業。
とても興味深かったです。
尋問と事情聴取のエキスパート。
わたしも身につけてみたい! -
話の流れは、王道の推理小説といった感じで進んでいきます。
面白いですが、自分が翻訳小説が苦手ということもあり、ちょっと違和感を感じたのが残念です。 -
笑ってしまうほど精緻で完璧なデーヴァーの代表作。
あの『ボーンコレクター』のリンカーン・ライムのシリーズだが本書のみでも全く遜色なく楽しめる。
よく「ギャフンと言わせる」というが、実際どんなまいっても「ギャフン」んどとは口にしないよね。
しかし、このラストには全く「ギャフン」とさせられる。 -
「ボーンコレクター」のリンカーン・ライムシリーズ。
<ウォッチメイカー>と名乗る連続殺人犯が現れる。彼は、被害者を残忍な方法で殺し、現場にはアンティークの時計を残していた。
アメリアの父の話と、尋問のエキスパートの登場が印象的。
でもって、ラストに向かってたたみかけるどんでん返しがすごかった。
さすが、ディーヴァーです。
今までのシリーズで、なんだかんだとよーするにアメリアはファザコンなんだなと思ってたんだけど、それが生きてるというか、それゆえに苦悩する彼女が切ないです。
でも、彼女のパパは格好いいよなぁ。
所詮、アメリアの主観を通しての父親像なので、当然かもしれないけど、でも、やっぱり格好素敵な人です。
こういう所に、しかも誰かを通して、素敵な人物を描けるのが毎度すごいと思う。
そして、証拠だけが全てで尋問なんて、と思っていたライムの価値観を変えたキャサリン・ダンス。
彼女のバックボーンもきちんと描かれていて、今度は彼女の物語が読みたくなりました。
って、彼女のシリーズも出てるみたいですね。(「スリーピングドール」「ロードサイドクロス」)
文庫化が楽しみです。
安定した裏切りのない(ストーリーは二転三転しますが)面白さでした。 -
上巻を読み終わりました。
いまのところ2つの事件が同時並行しています。
新たに尋問の専門家が出てきていますが、彼女がこれからどのように絡んでいくのか注目です。
まだ全体がはっきりしないので、評価は★三つで。