- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198629663
作品紹介・あらすじ
「藤田優作、君はどのくらいの金持ちになりたい?」「そうだな、金で買えないものはない、そう言えるくらいかな」「わかった。それでいこう」年収200万円のフリーター・優作はなぞのオッサン・堀井健史と握手を交わした。そこから彼の運命は大きく変わる。携帯ゲーム事業を成功させ、さらにあらゆる金融技術を駆使。瞬く間に会社は売上500億円の大手IT企業に変貌する。人はそれを「ヒルズの奇跡」と呼び、優作は一躍時代の寵児に。快進撃はさらに続くかに思われた-オッサンの無謀なミッションが下るまでは。金とは、勝者とは、絆とは?感動の青春経済小説。
感想・レビュー・書評
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「拝金」はフィクションというくくりだが、7.8割はノンフィクションでホリエモンの実体験を作られていると推測されます。
本書は「ITビジネスの本質」を知りたいという方に特におすすめです。
内容はストーリー形式でわかりやすく、文章においても専門用語はほとんど使っておらずサクサク読めるのがポイントです。
IT業界に限らずこれから「起業を目指すぞ!」と思っている方に一読してほしい本です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノンフィクションっぽいフィクションで、堀江さんの通ってきた道が詳細に描かれて、おもしろい。「ここまで書いて大丈夫なのか」的なリアルな描写もあり、訴えられないかという心配もでてきた。
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こういっては失礼だが、予想していたよりもずっと面白く読めた。
ライブドア事件に対して当時ほとんど興味・関心がなかったがために、先入観をあまり持たず入り込めたのかもしれない。
株のあれこれについてはやはり知識が足りないので、この夏の勉強課題。
ただ、あとがきにあったように巨万の富を得て初めてわかる「突き抜けた」感覚については、あまりピンとこなかった。 -
とてもスピーディーで飽きさせない。この内容を小説でなく「よくわかる○○」なんて本で読んだなら、最後まで読みきることはなかったかもしれないし、読み終えたとしても半分も頭に入ってこなかったかもしれない。
面白かった。 -
ホリエモン小説デビュー
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これも一瞬で読めた。
当時のことが走馬灯のように思い出されて面白かった。 -
期待してなかったけど面白かった!
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■書名
書名:拝金
著者:堀江 貴文
■概要
年収200万円のフリーターから瞬く間にIT長者にのぼり詰めた青年。
一躍時代の寵児として脚光を浴びるも、快進撃に影が忍び寄る。
堀江貴文氏がライブドア事件を題材に描く青春経済小説。
(From amazon)
■感想
元ライブドアCEOの堀江さん(ホリエモン)の小説。
自分の体験を元にして書かれている読みやすい一冊です。
結構楽しめた一冊です。
題名は誤解を生みそうですが、この方のビジネスに対する姿勢と
考え方が分かりやすく記載されている一冊だと思います。
お金とは結局何か?何か簡単で何が難しいのか?起業することの
簡単さなど、非常に分かりやすかったです。
勿論、この人が言っている事が全てでは無いでしょうが、少なくと
も非常に的を得た事を言っていると思います。
また、最初に極論を突き付けて、後で上手く妥協点を探すやり方と
かも上手いな~と思います。信念というよりは、いかにビジネスと
して稼ぐかが柱となっていて、全くブレないんだな~と感じます。
この人、口だけでなく自分で成果を出しているから、凄いと思いま
す。
■気になった点
・ゲームに勝つなんて簡単さ。
必ず自分が勝てるルールを作ればいい。
・答えは見つけるもんじゃない。
答えに導くんだ。
・金とは欲しいものと交換できる権利があるってことだ。
・欲望が金の価値を決める。
つまり、金は欲望を満たすための道具でしかない。
・金持ちになるっていうのはどれだけキャッシュを動かせるかって
ことだ。そしてキャッシュを動かすには会社を経営するのが一番
ってことだ。
・普通の能力があれば、年収一千万円の会社ぐらいならまず失敗し
ない。
・成功しようとするわけではなく、失敗しないようにする。
・オッサンのビジネス初心者4か条
元手はかけない
在庫ゼロ
定期収入
利益率
・金を払うという行為は、曖昧を捨てて好きを選択することに似て
いる。
・攻めるときは攻め続けなければいけない。
・モノの値段は誰が買うかで決まる。
・マスコミは過去のインタビューの一部分だけを切り抜き、必要に
あおる。