カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334751067

感想・レビュー・書評

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  • 読みましたよ。大変だった。読みやすい訳ということにはなっているけど。
    もちろん村上春樹氏のカラ兄クラブに入りたかったから呼んだ、というわけですが。
    なかなかおもしろかったけど、ちょっと時代背景とか風俗がわかりにくい感じ。(ちゃんと注釈や付録ついてますけどね。)

  • 古典に挑戦。ロシア文学って、今の感覚からすると、大仰で冗長で、しかも登場人物の名前が覚えにくいという印象があるのですが、読みやすくなったというこの光文社ではどうだろう。

    第1巻は案の定、話があまり進まず、話している背景もよくわからない部分が多くて、ちょっとしんどかった。
    第2巻以降、読み進めていくうちに慣れてくることを期待したいところ。

  • まず第一巻。国家と教会についての議論のあたりは正直、さっぱりわからなくてすっとばし気味に読んでしまったけど、訳がとても読みやすいので、最後のほうはもりあがって面白く読めた。読書ガイドの名前や愛称に関する解説をはじめに読んでおいたのもよかった。

    父フョードルはほんとにしょうもない人物だし、長男ドミートリは激情型、二男はインテリだけどとりつく島もない感じ。アリョーシャはかわいいけど、これからどう翻弄されていくんだろう……と、文学というよりはキャラクター小説ノリで読んどります。
    カテリーナ(長男のフィアンセ)、グルーシェニカ(父と長男の両方をたぶらかす女)、リーズ(アリョーシャに恋する娘)という女性たちの展開もこれから。あとは下男のスメルジャノフですかね。

    推進力が途切れないうちに2巻も読まなくちゃ。

  • 長いよ、ドストエフスキーさん。

  • 2014 3/4読了。Amazonで購入。
    以前、岩波文庫版を購入したものの、なかなか読み進められずにいた本。
    文学部の学生さんに「光文社版がいいですよ」と聞き買ってみた…なるほどこれは確かに読みやすいというか、サクサク読める上に面白い!

    愛憎入り交じって繰り広げられるカラマーゾフ家、父・フョードル、長兄・ドーミトリィ、次兄・イワン、三弟・アレクセイたち(スメルジャコフも兄弟?)の話。
    アリョーシャの存在が唯一の救いってくらいドッロドロした感じで、宗教観も入ってきてえらいことになっている。
    まだ1巻しか読み終わってないけどしばらく風呂ではこれ読んでそう。

  • 訳をめぐって論争があったらしいので、そのへんにこだわる人には向いていないかもしれない。青空文庫で読むことすら辛い人には、こなれた文で読みやすく感じられるだろう。

  • カラ兄

  • 重い腰あげて読み始めましたが、始めの冗長さは
    正直きつかった。だんだん慣れてくるのか、
    実際テンポが良くなったのか、気にならなくなる。

    ロシア人すげーってちょっと思える。

  • 一年ほど前に購入済みでしたが、長い間放置してたのをやっとまた読み始めました。
    一編・二編が…キツくて…。
    修道院での会合もなんか掴みにくくてそのあたりで投げ出してしまった。
    が、そこを過ぎて三編からはだいぶスイスイと読めるようになってそこからはあっという間に読めました。

    まだこれからどうなるのかはわかりませんが、この勢いで最後まで読みきりたいです。

    (初読:2014/1/25)

    2021/11/16に再読。
    めちゃくちゃ面白かった。
    詳細は再読記録に。

  • 世界的なロシア生まれの作家ドストヘフスキーの作品。難しかったけど面白かった。

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著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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