キラキラ共和国

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5656
感想 : 605
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031937

感想・レビュー・書評

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  • ツバキ文具店シリーズ第2弾。 

    前作では、ツバキ文具店での代書仕事がメインで、今作では、ぽっぽちゃん自身の人生により焦点が当てられている気がしたな。

    新たな家族ができた事で、ご近所さんとの交流が少し減ったように思うのが、バーバラ婦人ファンとしてはちょっぴり悲しいかも。
    出会いもあれば別れもありだな。

    やっぱり心に残る言葉が多く、幸せの本質について考えさせられた。

  • 2022/11/23読了

  • ツバキ文具店の続編。
    前作に出て来た馴染みのある人物がみんな出て来て、それぞれの人生を歩んでいる。

    ポッポちゃんが営む代車屋さんのお仕事は、ただ言われたままお手紙を書くだけではなく、きちんと相手の立場になって考え、心まで憑依する。
    だからより一層ドンピシャなお手紙が書けるのかもしれない。

    相手の立場になって考えることは、簡単なようで難しい。昨今は特にそれが一層強い気がする。

    いつの時代になっても直筆のお手紙は貰ったら嬉しいなと読んでいて感じた。

  • ますます鎌倉に行きたい気持が大きくふくらんてしまいました。
    今はまだ無理ですが、いつかきっとこの本を手に鎌倉へ行きたいと思います。

  • テンポがよくて楽しく読めました。

  • 何気ない日常なんだけど、それなりに色んなことが起きていて、身近な鎌倉が舞台なので、すごくリアルに感じられた。
    素敵なファミリー。

  • ツバキ文具店の続編とは知らずに読み始めました。個人的には前作よりも読みやすく、家族っていいなあと改めて感じさせてもらいました。まだまだ続編も期待できそうな終わり方でもありました。

  • 前作「ツバキ文具店」を読み終えて、すぐこちらを手に取りました。前作に負けず劣らず、こちらも素敵。
    日々の中にある幸せは見逃しがちだけど、ポッポや他の登場人物のように、今を大事にして生きていきたい。
    言葉のチョイス、言い回しが本当に素敵。こんな言葉を紡げる人間になりたい。

  • ツバキ文具店の続編。

    続編って、前作を読まなくても楽しめるものも多いけど、この作品は断然読んでおいた方がよい。

    私もキラキラするものを心に毎日を過ごしたいなーと感じたのが主な感想。

    ポッポちゃんの暮らしを読んでると、小説としても楽しいけど、「暮しの手帖」や「すてきなあなたに」を読んでいる気にもなる。

  • ツバキ文具店の続編。
    ゆっくり着実に丁寧に、人と向き合う主人公の物語。
    直筆の手紙が挿絵にされているのが良い。
    紙飛行機に活版印刷、タイプライターの『I Love You』なんて心憎い演出。
    タツヒコ君の回はうるっときた。
    主人公の様に会ってもいない美雪さんのことを全面的に受け入れ親友の様に感じられる人っているのだろうか。
    あまりにも美し過ぎてちょっとなんだかモヤモヤ。
    結婚よりもQPちゃんと家族になりたいと思った所は素敵だと思った。
    キラキラ、キラキラ、私も唱えたいと思う。

  • ツバキ文具店を読んだあと、このブクログのおすすめに出てきて、続編だと知りました!
    そりゃあ、好きな作品の続きなら読むでしょ♪

    どんな気分の時に読んでも良い本です。
    おすすめしてくれて、ありがとう。

  • 昔読んだけど、改めて読み直した。小川糸さんの作り出す世界観は、暖かくて、人の優しさに溢れていた。やっぱりいいね〜!

  • 2冊目の小川糸さん。
    ほっこりした空気が大好きです。

    大切なひとに手紙を書きたくなっちゃちました。今の気持ちを素直に書いて届けたい。

  • 読み終わった今の、ほんわか暖かい気持ちが冷めないうちに、もう一度ツバキ文具店、読み返しま~す。

  • 優しさしかない世界。

  • ツバキ文具店の続編!
    今回も色んなお客様からの依頼もありつつ、メインは
    主人公が新たに築きあげた家族の話だ。
    正直、この本から初めて読んだ人だと分かりづらい部分もあるから前作から読むのがオススメ。
    代筆屋としての仕事内容で、一番グッと来た話は男の子からの依頼。(どんな子だったかはあえて書かない)
    タイトルの「キラキラ共和国」という言葉が、主人公の気持ちを語る一部に出てきたことが印象的だった。

  • なんだ、この優しい世界は。優しい世界の小説を好きになるっては、自分が衰えた証拠なのかなとか思いながら読んだが、鳩子が素敵すぎる。258ページの夫婦の営みにも心が動かされた。手紙の代筆業も重要なポイント。どうも前作があるようだなと終わりの方で気がついた。たぶん「ツバキ文具店」かな。気持ちが落ち着いたら読んでみたい。

  • 本読んで1発目にミツローさんと結婚した!て出てきてえ!!!てなった、可愛い!嬉しい!あのポッポちゃんが?!てなったけど嬉しかった
    本当にずーーっとQPちゃんが可愛くて可愛くて幸せだった、、保養すぎるな、、

    あと代筆のお仕事で、盲目の少年が母親に手紙を書くっていうそのつかみだけで号泣した、なんていい子なの、、しかも内容が毎日お弁当作ってくれてありがとうなのもヤバい

    男爵亡くなっちゃうかと思ったけど作中では亡くならなくてよかったー!終わり方も好きだったな、「私にはキラキラがある」

  • ツバキ文具店の続編。ミツローさんとQPちゃんとの家族としての生活を送る様が描かれていく。


    ツバキ文具店が好きすぎるが故に期待値を上げて読んでしまった。良い意味で言えば日常的、ただもう少しストーリーに起伏が有れば良かったなと思ってしまった。あとはミツローさんの前妻のことをあんなにも肯定してラブレター書いてしまうところが理解できなかったかも。

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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