- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344429383
感想・レビュー・書評
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普段あまり恋愛小説を読みませんが、まさか日々のエッセイにふわっと挟まれた特別企画の恋愛小説に心躍るとは。それぞれゼリーとジーマーミ豆腐が印象的で、なんだろう、女ってああいう食べ物好きよね.....とプルプル共感性高く楽しめました。
仲良しルームシェア!だけではない現実感が飾らなさを感じ、クスリとしながら終始気分よく読めるエッセイです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お笑い芸人、阿佐ヶ谷姉妹の日常が描かれたエッセイ。
目の前で二人が話してくれているような文章で楽しい。
内容は日常の小競り合いや温かい阿佐ヶ谷の人々の話など、多岐にわたる。
同年代の女性の悩みについても書かれているので、同年代の方なら共感できるかもしれない。逆に男性が読むとどんな感想になるのだろう?と興味がわいた。
小説もふたりの性格が出ているようで面白いので、読んでみてほしい。
私がおススメする読み頃
・自分とは違う日常に浸りたいとき
・疲れちゃって穏やかな作品が読みたいとき
・阿佐ヶ谷姉妹が好き -
ドラマの「誰かのほうじ茶になりたい」が有名な本書。
気になっていたのでようやく読めて幸せです。
エッセイは、ほろりときたり、笑えたりともちろんよかったのですが、エリコさんの小説、「ふきのとうはまだ咲かない」がいとおしくってたまらず、エリコさん、お話をまた書いてくださったらいいなぁと思ったのでした。 -
読んでいてほのぼのとしました。
こんな風にブツブツ言いながらもお互い付かず離れずでずっと一緒に居られるのは凄いなぁと思いました、ミホさんとエリコさんの絆ですね。
阿佐ヶ谷、いつか行ってみたい。
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ほっこりした。
2人で6畳一間に
5-6年も住むことが出来ているのは
ただ仲が良いからだけじゃないなと思った。
2人分のシチューを入れてくれないことが
魚の小骨がノドに刺さった時のような
気持ち悪い感じ…
お2人の人間性が何となく納得してしまうし
表現が的確で、共感ができる。 -
想像よりはるかに面白いエッセイで、読み終わるのが寂しくてちびちび読んでしまうくらいだった。眠れない夜に読む用に売らずにおこうと思う。身近なテーマでこんなに面白いエッセイが書けるなんて、さすが芸人さんだなと思ったけど、執筆が大変で泣くくらい苦労された話も書かれていた。ほのぼのとテレビに出ている姿からは想像できないけど、おばさま2人努力されてるんだろうなと思い、力をもらった気がする。続編が出たらぜひ読みたい。
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なんだか、のほほんと、ふっと笑ったり、伸びやかで穏やかです。
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私の脳内で阿佐ヶ谷姉妹が会話しているところを想像してしまって、教室でちょっと笑いながら読んでいると隣の男子から変な顔でガン見された。さすがお笑い芸人さん!何の変哲もない(?)日常でこんなに人を笑わせられるようにできるのが、すごいと思うし私もそんなセンスを身につけたい。今は2人別々のお部屋で過ごしているそうだが、それでもそれぞれの部屋を行き来しているそうで和むなぁと思う。
そして恋愛小説、個性が出ていてとても続きが気になった。 -
ゆったり、のんびりな日常が綴られている。商店街やご近所さんの行き来も心暖まります。読者もつられてほっこりしました。そうはいうもの、まだ芸人として何者にもなれていなかったリアルもあったでしょう。厳しい現実、焦り。描かれてない分、思いめぐらせてしまいます。そういうのはオブラートにくるりと包んで喉通しよくしたエッセイ。中年女性大人ファンタジー。
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何も特別な事は起こらないけど、そういう日常が愛おしく感じる今、読むのにはちょうどよいエッセイでした。