- Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396334062
感想・レビュー・書評
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動機はしょうもないですが、それ以外はミステリーの醍醐味を楽しめました。
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古畑任三郎でおなじみの倒叙ミステリで冒頭で犯行の様子が描写され犯人視点で物語が進んでいきます。
犯人である伏見vsかつて伏見が本気で愛した女性優佳の頭脳戦はドキドキハラハラでとっても面白かったです。
基本的に会話劇で進んでいくのでとても読みやすかったです。 -
途中から推理者側に主人公が移るかと思っていたが最後まで犯人が主人公だった。犯人側に感情移入してしまい、推理を展開されている時は犯人と一緒にドキドキしてしまい面白かった。
もう少し続きを読みたいと思いった。 -
登場人物同士のとてつもなく高いレベルでの心理戦が、読んでいてヒリヒリした。
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面白さがわかんなかった。
動機もそこまでするかなって納得出来なかった。 -
78点:「夜這いに来たんです」
「またそのネタか」
「半分は本気です」
天才vs天才の頭脳戦!という触れ込みだが、最終盤はクレイジーvsクレイジーの頭脳戦!となる。映像化で誰を配役すべきか考えるのが楽しいね! -
倒叙ミステリー
題名の通り、いかにして殺害現場である部屋への侵入を先へ先へ延ばすことが出来るかというちょっと一風変わった推理小説
ページ数も300頁と割りとサクッと読める
推理解決編は少々こじつけに近い部分もあるが内容全体は面白い
また死体発見を先延ばしにさせる理由もしっかり言及されており、なるほどなと納得させられた
殺害動機を分かるとあー...というやるせない感じ
人それぞれの正義があるんだなぁと
扉が開いたあとの描写もあればなお面白かったのだろうけど、あえてあそこでバスっと終わるっていうのもオツだなと感じた
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メルカリで他に読みたい本と一緒になっていたので購入し、読みました☺︎←こんな本が多い中でも、帯の「同窓会で出会ったら殺したい人はいますか?」という見出しに吸い寄せられました
犯人目線のバレるか否かのドキドキ感が楽しかったです!…ちょっと心臓に悪かったですが -
読み終わった後は犯人の動機に対して物足りなさを感じていたが、そもそもこの作品の趣旨を考えると齟齬はなく、むしろ必然的に導き出されるものであった。犯人目線で話を追うためか、徐々に合理的な探偵と対峙する犯人を思わず応援したくなるものの、探偵の鋭い指摘や理詰めが完璧なためお手上げって感じ。「倒叙モノ」は帰納的に事実を積み上げていく(ように見えるので)かなり好きかもしれない。
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心理戦にヒリヒリさせられ、謎解きもスッキリできたけど、最後の最後、扉が開いたあとの展開を示唆するラスト1ページで一気にイヤミスになった(笑)