- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408536958
感想・レビュー・書評
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恋愛について考えさせられる一冊だった。付き合うというのは軽い気持ちでするものではないと改めて感じた。あと浮気は絶対にしてはいけないものだと思った。4.5節に別れた短編集に思えたが、結局は7.8人の男女が通して登場しており、話がすべて繋がっていた。最後の最後ですべての話の伏線を回収するストーリーができていて、正直最後はゾッとして、見たくなかった笑 最後さらっと見た。
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自分はスノーボードが好きなので、細かなスキー場の描写が手に取るようによくわかり、景色が目に浮かびました。各短編がまったく別ものではなく、登場人物が複雑に絡み合っているのも斬新でした。さすが東野圭吾作品です。
凄く読みやすかったし、ハラハラする展開が最高でした。スノーボードをやられてる方は凄く読みやすい本だと思います。あっ、スノーボードをやらない人にも十分楽しめるスリリングな本だと思います。
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短編連作って感じ。展開が面白かった。
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この恋の行方は天国か地獄か
真冬のスキー場にやって来た男女。日常を離れた大雪原を舞台に彼等の恋は走り出し、やがて思いもよらない結末を迎える!? 東野圭吾が“恋愛"という永遠のミステリーに真っ向から挑む短編集。『SnowBoarder』他掲載を単行本化。
(2016年)
--- 目次 ---
ゴンドラ
リフト
プロポーズ大作戦
ゲレコン
スキー一家
プロポーズ大作戦 リベンジ
ゴンドラ リプレイ -
東野さん、ミステリーしか読んだことなかったけど、こんな本も書くのですねー!
こんなにうまく知り合いの輪が偶然に繋がっていくことはないような…と思いましたが、コミカルな感じでサラッと読めました。 -
それぞれの章で、登場人物を苗字で呼んだり、名前で呼んだりしていて混乱してくる。
ラストも腑に落ちない感じで終わった。
ハラハラしたりする場面がなく一辺倒で、読んでいて正直退屈だった。
東野圭吾はミステリーでないと面白くないのかもしれない。 -
彼女と同棲しているのに、別の女性と一緒にスノボに来た
という話から始まる
ゴンドラ内に同棲している彼女が乗っている事に気付く
バレないように必死
コミカルな感じがたまらない
で、ゴンドラが到着
すぐに降りるが一緒にスノボしに来た女性が同棲している彼女に一言
「あ、久しぶりだね!」
ファーwクッソやられたw面白すぎる展開w
そこで1章は終了
次の章を読み進めると先程までとは全く異なる登場人物
なるほど短編集か
さっきみたいな面白すぎる展開が何作も読めるのか
楽しみすぎる
2章もやはり面白い
で、更に次章を読み進めていくと、さっきの登場人物が出てくる
おっとこれは短編集ではないぞと判明
短編ではあるが、それらが全体で大きな一つのストーリーとしてつながってくるという感じ
これサイコーでした
東野先生サイコーでしたよw
ただ、何故星4つなのか
終わり方が、、、
登場人物が大体ペアに収まっていって最後に残ったのが不器用であまりモテない男性
でもスッゴイいいヤツっていう現実にも結構いそうなタイプ
この男性と友人でゲレコン(ゲレンデコンパ)に参加
いい女性と巡り合う(この女性も前半で既に物語に登場している女性)が、やっぱり不器用で玉砕
しかし、終了後に友人がその女性にホテルの食事券をプレゼント
食事に来たところに男性がいる
男性と友人はホテルマンで自分の職場の食事券をプレゼントしたのだ
ゲレンデではマイペースで冴えなかったがホテルではキリッとしていて、女性はギャップにやられてしまう
その後もギクシャクするが、女性はある事に気付く
この男性にリードさせるのではなく自分がリードすれば良いんだと
その流れで最後はペアになれば良かったのだけども、、、明確にはペアにならずに終了
個人的には最後はすべてキッチリとペアになって終わってほしかったのだけど、、、東野先生はあえてキレイには終わらせなかったんでしょうね
ここまで書いてきて初めてそう思った
男女の関係ってそう割り切れるばかりでもないから
そこを表現したかったのかも知れないなと思いました
もう一回読もう
とりあえず星は4つのままで
絶対読むべき作品だと思います -
東野さんのウィンタースポーツへの愛があふれる一冊。浮気相手とスノボ旅行に行った先で同棲相手と鉢合わせとか、殺人のない連作短編集。ラストはやっぱりダメだったのかな?なんてついついいい人日田さんに肩入れしてしまうくらい、面白かったです。
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連作短編で読みやすいです。
ひとつひとつが長くはないのに
あっと驚く展開になって楽しく読めました。
最後、ハッピーエンド期待したんだけどなぁ…笑
スキー、スノボーをしたくなってきました。
シーズンまだまだですけど。
ジャンル的に恋愛なのかそうじゃないのかちょっと迷う感じです(笑) -
図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
クラブ・サークル名 スキー部
請求記号:913.6/Hi
所蔵館 2号館図書館 -
リゾートスキー場で連鎖する奇縁な人間関係。
欲望から出発したゴンドラは
絶望まで緊張を運ぶ。 -
図書館で何となく借りた本やったけど、短編がいくつかあって、それがどっかで繋がってくるから、重くもなくスラスラーと読めて面白かった。 ある意味スリリングで「あっ」て声出たとこもあり。笑
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面白いけど・・・・
あまりに内容が薄っぺらいかなー。
連作短編とはいえ・・って感じ。 -
軽い読み物。
なんだかなぁ、な展開にイライラする。
こんな人とは付き合わないわ(笑)。
そうは言ってもいろんな人がいるから刺激的で楽しいのだろうけどね〜。 -
1つ1つの章が短くて読みやすい。一番最初の章がなんかリアルに有りそうな修羅場で面白かった。こんな密室なグループ交際なんてないと思うけど。
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根津がホテルのコンシェルジュになれそうなくらいのアイディアマン。洗練された動きを身に付ける必要はあるけど。
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雪山シリーズなのかと思いきやタイトル通り恋愛もの。
若い男女の恋愛が絡み合う。
雪山シリーズのパトロール隊根津さんがちょっぴり出演。どうぞお好きに楽しんでくださいませ、の読後感。
東野さんとしては物足りない。 -
すいすい読めるし話の繋がりがすごい!