サヨナライツカ ― Sayonara, toujours pres de moi (世界文化社)

著者 :
  • 世界文化社
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本棚登録 : 1019
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418015016

感想・レビュー・書評

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  • バンコクの異国の雰囲気と、盛り上がっていく2人の関係が非日常的だった。

  • 一章には欲にまみれた溺れるような「愛」が描かれ、二章には澄んだようなプラトニックな「愛」が描かれている。
    多分、どちらも愛で、愛にはいろんな形があるんだなぁと思った。

    いまだかつて、こんなにも愛について考えさせられた物語はありません。

  • この作品は先に映画を観ていて
    正直イマイチな印象でした。
    登場人物の魅力がまるで伝わって来ず
    "どうしてそんなに互いが惹かれるのか"
    がよく分からないまま 置き去りに『愛』が強調され
    過ぎていくような..

    でも原作は良かったです!
    外見的な魅力ばかりが目につく
    若く奔放な沓子(のイメージ)が
    長い年月を経て成長し
    内面的な魅力が引き出されていく
    その過程や心理描写

    後半からの速まる展開と終わり方

    1日で読み切ってしまいました。
    良く出来ている作品だなぁと..

    映画のまま終わらずに良かった。

    この作品を読んだことによって、
    その人の生きた道を辿っていくような
    長篇小説が好きだと再認識できました。

  • すべりだしは良好だった。中盤、後半、盛り上がってくるかなーと思いきやなんかもやもや。男の身勝手さが鼻につくと言うかなんと言うか。昼ドラ的な要素も含みつつ。だけど私の印象ではただただ男の身勝手さだけが浮いて見えた。
    とにかく微妙だった。

  • 2014

  • おとなになって読み返してみたら意外と泣けた。ただそれだけかな(笑)

  • 知人がオススメの本として貸してくれたんだけど、辻仁成の文体の陶酔してる感じが好きでないし、そもそも全然物語に感情移入できないし、後半の途中までいらいらしながら読んでたけど、沓子さんからの手紙で思いがけずボロ泣きしてしまった。沓子さん…。しかしなんというか、舞姫に通ずる男目線の身勝手なセンチメンタルという気もする。

  • 恋愛小説。
    共感できずに素敵だとも思えず・・・。

  • 人生で出逢うことができる自分が愛する人ってほんとに僅かなんだろうな。愛することは生きることの意味。年月が経っても褪せることがない愛が存在する。そんなことを感じた。

  • タイに行きたくなったけど…全く共感出来ない…ってそりゃまぁ仕方ないか´д` ;

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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