サヨナライツカ ― Sayonara, toujours pres de moi (世界文化社)

著者 :
  • 世界文化社
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784418015016

感想・レビュー・書評

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  • 表紙から大好き。

    始めて読んだのは15歳のとき。
    あの時わからなかったこが、今なら少しわかる気がする。

    もっと大人になったら、もっといっぱいわかるようになるんだと思う。

  • 設定といい、内容といいまったく自分にはあわない。おなみな頂戴物語だが、内容薄し。

  • 豊と沓子がタイで4ヶ月だけ愛し合った記録。せつない大人の恋の物語です。

  • 切なくて泣けた‥。

  • 泣けた。

    切なくなった。

    悲しくなった。

    タイに行きたくなった。

    映画…機会があったら見てみたいと思った。

  • 官能小説としても中途半端、身勝手な魅力的でない男のご都合小説。芥川賞作家とか、中山美穂の夫とか、そういう周辺の情報から期待していたものは全て期待にそわない結果になった。
    というか、中山美穂はこういう人がよかったんだろうかと。。。
    なんだかがっかりずくめで、読んだ時間を返してほしい。

  • 男にとって都合のいい話では、全然ない。沓子は自分でそういう生き方を選んだんだよ。そうじゃないと、彼女の魂がうかばれない。「愛する」ということを命をかけて表現した、その鮮やかさと気高さが、男を圧倒する。

  • バンコクの蒸し暑さを感じた。

    せつない想いがあふれていて、夢中になって2人の関係を読み進めて、ラストには涙を堪えきれなかった。

    でも最後まで来て、これは純愛じゃないと我に返る。
    自分の旦那だったら…と考えてしまって、主人公に対する私の気持ちは複雑になった。

  • バンコクの絵が思い描けます。
    行ったことないけど。

  • 最初は文章の表現というか雰囲気がしっくり来なかったのですが、かつて愛した女性から届いた手紙の部分から涙が止まりませんでした。人を愛する気持ちを描いた素敵な小説だと思います。不倫の恋なのに登場人物が控えめで弁えていて魅力的でした。「サヨナライツカ」というタイトルもとても素敵だと思います。

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著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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