- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479308577
感想・レビュー・書評
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この本を読んで初めて連句というものを知りました。
色々ルールがあって覚えられませんでしたが(笑)
心が温まる文章で読みやすかったです。
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[NDC] 913.6[情報入手先] 蔵書[テーマ] ライトノベルからの次の一歩
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ほしおさなえさんの作品は、言葉が綺麗で、常にゆったりとした時間が流れている感じがして好き。
この作品は、連句という私には馴染みのない世界の話なんだけど、ちょっと興味がわいた。
道具もいらないし、気楽にできそう。
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「連句」詳しいことはよくわからないけど…
続きが気になる。 -
「春の香りの」
言の葉の園に。
何一つ知識がないまま尋ねられても、文字数を気にする事に必死ですぐには思いつかないだろうな。
「一等賞になれなくても」
必ず見つかる。
普段の生活を見ているわけでもないのに、何もしていないように決めつけるのはどうなのだろうか。
「パン屋さんと月」
新たな挑戦は。
自分では大したことではないと思うものも、他人からしてみると求めていることだったりするよな。
「浮き世の果て」
今後のために。
仕事にしている人がいるのであれば無償で受け続けず、仕事として対価を貰いやるのが礼儀かもな。
「海のブルース」
千里眼のよう。
新たな場所で商売をしようと思うと、今までと全く同じでは誰も見向きしてくれないかもだもんな。
「見えない花」
偶然の出会い。
どんな繋がりだったとしても、それが必要な縁であれば再び巡り会えるように導かれてるのかもな。 -
連句というものがあることを初めて知った。
俳句でも難しそうなのに、色んな決まりごとがあり、句を繋げていくことの難しさ。でもやればやるほど面白くなるのでしょう。
続きがあるかなと思うので、主人公のこれからも含めて楽しみです。 -
連句、聞いたことはあったがルールは初めて知った。難しそうだが非常に興味を持った。
出て来るお菓子がどれも季節感があり食べてみたくなった。
登場人物がみんな善い人ばかり、ストーリーに大きな波はないが、その穏やかさが良い。
一葉のポップを見てみたい。 -
連句は全くわからないけれど興味深く、歳時記をめくりやってみたい気持ちになった。
毎回出てくる和菓子などにも心奪われた。
そして、連句や和菓子だけではない。
いろんな物事や世代を越えた人々との繋がりもステキで、次(購入済み)を読むのがとても楽しみに。 -
「連句」、難しそうだけれどやってみたいなぁ、と思った。俳句は森羅万象を表現する。近づく死も、今の生も。季節ごとのお菓子、職を失った主人公のポップの仕事も絡めてあって面白かった。東京に若い頃住んでいたので出てくる駅や土地の雰囲気が懐かしい。