言葉の園のお菓子番 見えない花 (だいわ文庫)

  • 大和書房
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本棚登録 : 930
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784479308577

感想・レビュー・書評

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  • ほしのさんの作品は優しくてしっとりしてて
    押し付けがましくなく
    いろんな事を教えてもらえる。

    今回は連句。
    連句のお約束事の丁寧な説明があったのですが
    それでもよく理解できなかったけど
    連句を通して亡くなってしまった祖母と孫が繋がっていくところが
    じんわり胸にしみる。

    美味しそうなお菓子も出てきて
    谷根千、上野あたりをうろうろしたくなる。

  • 上手にポップもかけて、いきなり連句も出来る。数珠繋がりで仕事も来る。そんな主人公です。

  • 3/12▶️3/14

  • 俳句や短歌を作ってみたいとは思うが、言葉選びや季語や決まりが難しく感じて気後れしてしまう。

  • 「連句」の存在を初めて知った。他の人と句を繋いでいくことで新しい世界が広がる。最初、私には無理だなと思っていたが、読み終わったらやってみたい気持ちに変わっていた。
    一緒に句を作ることによってその人の深いところを知っていく。時には家族よりも深く…。他人と関わらなくても生きていける世の中、関わることが面倒に思うこともあるが、「生きることは、わからない人といっしょにいること。」という言葉はとても大切だと感じた。

  • 影響受けやすいのは解っていますが、
    連句いいですね…

    前の句と敢えて離すとか
    一句一句を見たらバラバラのようだけど、
    まとめてみると一つの大きな流れになっているという…

    人がまた人を呼び、ポップの仕事が確立していくという、ほしおさんテイストは、正直若干痒くなってきてるけど、
    素敵なものが素敵と伝わってくるので◯

  • 言葉っていいな

  • 穏やかな文章で、ゆったりと進む物語にとても好感が持てます。丁寧な物語。
    連歌を通して亡き祖母の世界を知り、自分も違い世界を味わっていく..その過程がとても丁寧で、
    改革って何も激変だけじゃないな...と感じました。
    季節を大切に、日々を愛おしく暮らす、そに大切を味わえる一冊です。

  • 連句 お菓子 ポップ

    いろんなところで 学びがある。

  • 連句をきっかけに、人と言葉に向き合う穏やかな作品。あと和菓子が美味しそう!!

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著者プロフィール

1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2002年『ヘビイチゴ・サナトリウム』が、第12回鮎川哲也賞最終候補作となる。16年から刊行された「活版印刷三日月堂」シリーズが話題を呼び、第5回静岡書店大賞(映像化したい文庫部門)を受賞するなど人気となる。主な作品に「菓子屋横丁月光荘」シリーズ、『三ノ池植物園標本室(上・下)』など。

「2021年 『東京のぼる坂くだる坂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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