勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方

著者 :
  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535563292

感想・レビュー・書評

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  • 自由の相互承認という立場から、学校で勉強する意味を考える。わかりやすい平易な文章でわかりやすかった。また、高校時代に習った哲学者の復習になった。

  • 答えはちゃんと出てる。

    内向的かつ直感的なタイプの人に当てはまる答えだと思う。

    自分には当てはまる答えなので星4つ

  • 30分足らずで読める。道徳の授業や陰湿ないじめなど、考えるためのきっかけになる。読みやすい。短く割高感はあるが、読みやすいのでアリだと思う。

  • こうした問いを持っている子どもたちにも呼んでほしい

  • 「勉強するのは何のため?」の答えを、哲学をベースに考える本。
    ですます調なのと内容も整理されていて、大変読みやすくわかりやすい。
    上記の問いに答えるためのさまざまな考え方、切り口が書いてある。

    教育書というか、教育以外の場面でも言えることも多いと思う。
    「一般化」と「二者択一の質問」は罠。

  • 一般的な正論
    まず、学校で学ぶことは、誰かが、勉強する必要はあるよね、と。
    まあ誰も数学できなかったら社会は成り立たないよなあ。
    でも、じゃあ、やりたい人がやれば?となるけど、いつそれが必要になるかなんて、誰にも分からなくて。必要ないと思ってても実は後から役に立つこともある、と。まあ、うーんって感じすな。

    で、著者的の答えとしては、「生きたいように生きるための力を育むため、だと。まあ、そーだよなあ、と。

  • 授業でも学生に紹介させて頂いた。教育哲学として今必要なものの考え方として、今後寄ってたつものの一つであると感じた。オススメする。

  • まさかまさかの問いから哲学に発展するとは。
    ものすごく有意義な時間を過ごせた。
    腑に落ちたところも多々あったし。
    また色んな考えに触れることが出来て良かった。

  • 読了。図書館の子供コーナーにあった。良い本である。内田樹のようであった。

  • とても平易な文章で書かれてますが、内容は哲学書です。
    なんで勉強しなければならないのかという問いに、哲学的に答えていきます。
    なるほどと思うところが多いです。
    教育書としても、哲学書としても良い本です。
    ぜひ子供たちにも読んでほしい本です。
    おすすめです。

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著者プロフィール

哲学者・教育学者。1980年生まれ。熊本大学大学院教育学研究科准教授。博士(教育学)。早稲田大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程修了。専攻は哲学・教育学。経済産業省「産業構造審議会」委員、熊本市教育委員のほか、全国の多くの自治体・学校等のアドバイザーを歴任。著書に『学問としての教育学』(日本評論社)、『「自由」はいかに可能か』(NHK出版)、『どのような教育が「よい」教育か』(講談社選書メチエ)、『勉強するのは何のため?』(日本評論社)、『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマ―新書)、『「学校」をつくり直す』(河出新書)、『教育の力』(講談社現代新書)、『子どもの頃から哲学者』(大和書房)など多数。

「2022年 『子どもたちに民主主義を教えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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