- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591153093
感想・レビュー・書評
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想像力を持ち続けることは大切だと思う、その想像から自分を守ることも。誰かに出会って自分が肯定できて、それがたった1人でも、いやたった1人いてくれるだけで世界は変わるし美しくなる。この世界にアイは存在すると疑わず惑わされず生きてくぜ〜!!!!!!!!!
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アイ(I)にミナ(Everyone)、そしてユウ(you)
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終わり方はよかった。最後の何ページかはとてもいいのでそこまで辿り着ければ気持ち良く読み終われる。が、前半の間延び感が半端ない。正直文章力かがなくて読みづらかった。惹きつけられなかったので読むのが大変だった。LGBTや世界の紛争などをモチーフにしていて意識高い人は楽しめるのかも、、?
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読んでいて感情移入すると辛かったけど、人生って色々な経験で出来上がっていくなぁと改めて思った。
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また読む本
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ん〜。楽しめなかったですね。
人間描写が薄っぺらかな。
シリア産まれの養子には、分からない悩み物語だ。
ん〜、やはり、つまらなかった。 -
#残酷が多幸感へと変わるとき色とりどりの想像の束
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良き
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アイデンティティとは?と考えさせられる作品でしょうか。。。
どこかしらサラバに繋がるところがあるのかなと個人的には思います。 -
2020/1/28 読了
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今年の年明けにアメリカとイランで戦争が起こりそうな気配がしたとき、不安で怖くて、イラン生まれの西さんはどんな気持ちなんだろうって思って、救いを求めるような気持ちでこの本を手に取った。
読んでよかった。
私はアイと同じように、東日本の震災の時に、無事で安全な場所で変わらず笑って生活している自分を後ろめたく感じたこともあった。
また、アイのノートみたいに、2003年のイラク戦争の時、戦地で泣き叫ぶ親子が写った新聞記事を取っておいたこともあった。
でも日々生活していると、その時は胸を痛めたニュースもいつのまにか忘れ、それよりも自分自身の悩みだけにとらわれてばかりいる。
アイがそうだったように、そちらの方が自分にとっては切実だからだ。
実際に今回のアメリカとイランのことも、うっかりするともう忘れていて、結局は全て他人事なんだなと思う。
でも、自分にできることがなかったとしても、もし忘れてしまったとしても、その時に感じた悲しみや怒り、胸の痛みを大事にするべきだとこの本から教えてもらえた。
西さんは優しい。
以下、「忘れたくない」文章を書き留めておく。
・パレスチナで、アフガニスタンで、そしてシリアで死んでいる者たちの、その名を刻む場所はあるのだろうか。墓地さえ与えられない死者たちは、どこで眠るのだろうか。
・誰かのことを思って苦しいのなら、どれだけ自分が非力でも苦しむべきだと、私は思う。その苦しみを、大切にすべきだって、
・渦中にいなくても、その人たちのことを思って苦しんでいいと思う。その苦しみが広がって、知らなかった誰かが想像する余地になるんだと思う。渦中の苦しみを。それがどういうことなのか、想像でしかないけれど、それに実際の力はないかもしれないけど、想像するってことは心を、想いを寄せることだと思う。
西さんがいつしかどこかで、ジョンレノンの「イマジン」が最強の言葉って言ってたけど、まさにそれだ。
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アイの波に引き込まれて、溺れた
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考えさせられた。非常に良かった。
この世界に起こっている事に目をつむり、平和ボケしている僕らは、考えなければならない。
このアイの誠実で真摯な生き方、考え方を、心にとめて、生きていかなければならない。 -
泣いてしまった。すごく良かった。アイとユウとミナと。『テヘランでロリータを読む』も出てきて嬉しかった。
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自分のルーツというか、血縁のない不安、世界の不均衡や、戦争や、殺戮、自然災害、すべてに敏感なアイの物語。