リアルプリンセス (ポプラ文庫 ん 1-13)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591162767

感想・レビュー・書評

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  • 6人の作家によるアンソロジー。
    寺地はるな「鍋かぶり」
    飛鳥井千砂「歩く12人の女」
    島本理生「ラプンツェルの思い出」
    加藤千恵「正直な彼女」
    藤岡陽子「あの人は海を捨てた」
    大山淳子「夢のあと」

  • アンソロジー

    「鍋かぶり」言いたい事はわかる。わかるけど、ポカンとしちゃった。

    「歩く12人の女」優しいお話しだったけど、最後の一文謎。

    「ラプンツェルの思い出」島本理生らしいかな。上手く世界を使う。

    「正直な彼女」自分が選ばなかった道シミュレーション。する事あるよね。意味ないのはわかってるのに。

    「あの人は海を捨てた」一番好きだった。藤岡陽子さん、他の本も読んでみようと思う。ずっとあの人の指す人が元カレだと思って読んでたけど違ったみたい。

    「夢のあと」これはハッピーエンドなのかしら?
    確かに「眠ってる間に生まれてくれないかしら」とは言ったけど。まぁ、でも、ハッピーエンドなのかな。

  • 自分の記憶の中のプリンセスたちは、すっごく苦労して、必ずステキな王子様と出会い、キラキラの世界の中心で愛を叫んで、最終的に幸せになっちゃう

    でも、本書の主人公たちとキラキラプリンセスたちがイマイチつながらない
    現代世界って、ずっと複雑で残酷なんだろうか

    キラキラプリンセスの先入観を取っ払って読むと、面白い
    個人的には、「正直な彼女」が好きだ



  • 現代のプリンセスストーリー。
    おとぎ話は時に理想で、時に残酷。

    「ラプンツェルの思い出」よかったな。島本理生っぽい生々しい空気感。

  • プリンセスストーリーのエッセンスをモチーフにして描かれる短編集。
    ほぼ原型は留めてない。

    一話目はよくわからない。
    え、どうしようと思ったところで飛鳥井千砂の安定感。
    島本理生、好きです。
    加藤千恵、え、思ったより怖い。笑
    藤岡陽子、初。ありがちだけど、良い。
    大山淳子、おっと、ほのぼの系の人と認識してたのに、意外に。ま、最終ハッピーエンドか?

    短編集は若干苦手。
    今回は、島本理生を読もう、と思わせてくれた短編集でした。

  • その後が気になる話もあったから
    すっごく次々読めた‼︎

    色々な物語が入った本は好きかも‼︎

著者プロフィール

1977年佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『わたしの良い子』、『大人は泣かないと思っていた』、『正しい愛と理想の息子』、『夜が暗いとはかぎらない』、『架空の犬と嘘をつく猫』などがある。

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