琉球王国と戦国大名: 島津侵入までの半世紀 (歴史文化ライブラリー 421)

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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784642058216

作品紹介・あらすじ

一六〇九年、琉球王国が江戸幕藩体制の影響下におかれるようになる島津侵入事件。それは強者による単純な軍事侵攻だったのだろうか。史料を読み解き、琉球と島津氏、統一政権をまじえた、半世紀におよぶ政治的な駆け引きを追う。緊迫感あふれる外交展開を描き、「強圧化」「従属」と一面的に評価されてきた、琉球と薩摩の関係の本質を浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • 琉球王国と戦国島津氏の関係を軸に、1609年の島津侵入までの半世紀をたどる一冊。島津家の勢力伸長と国際環境の変動に伴う関係変化の様相や、近世に向かう統一政権・琉球間の緩衝材としての義久の役割などが興味深い。

  • 琉球と島津氏の相克の歴史をたどりあの「島津侵入事件」はなぜ起こったのか?その本質に迫る。

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著者プロフィール

東京大学史料編纂所准教授

「2022年 『戦国の<大敗>古戦場を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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