夜がどれほど暗くても

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 783
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758413473

感想・レビュー・書評

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  • う〜ん。ダメという感じです。残念ながらいつもの切れが無いというイメージですね。中山先生なので、2点ですが、本来なら1点ですね

  • 加害者家族と被害者家族、様々な葛藤があっても
    徐々に寄り添っていく感じがよかった
    こんなに簡単にはいかないと思うけど最後まで読んで、思わず良かったと思いました

  • もう少し欲しい!
    嫌いじゃないけど…
    もっとスカッとしたかったのです。

  • 殺人事件の被害者家族と加害者家族の心の葛藤、ちょっと無理なディテールだけど、社会的立場も家族関係も、ネットや情報が溢れてズタズタにされてしまう。
    匿名で言いたい放題の不特定多数の攻撃に、なす術もない個人、ネット社会の恐ろしさを改めて考えさせられた。

  • 親子とはいえお互いの全てを知ってるわけではないと日頃から感じているので、親としてまさかと思うことがあるかもしれないと展開をドキドキしながら読んだ。
    最後の終わり方もよかった。

  • 2022/4/13

    週刊誌記者の息子が無理心中事件を起こし、記者は追う側から追われる側に...
    読ませる力はさすが。

    加害者家族も被害者家族も大変。
    なぜ周りはその家族たちのことを知りたがり責任や役割を押し付けるのか。

    だけど、ラストが腑に落ちず...
    加害者家族は結局みんなどうしてるんだろう。わたしはどうしていてほしいんだろう。

  • 週刊誌の編集者として働く父親に突然きた「息子がストーカー殺人事件を起こして自殺した」という警察からの連絡。加害者家族としてどん底に堕ちていくなか、残された被害者の一人娘と出会うお話。

    ネットで隠れたときの人間の悪意や気持ち悪くなるほどの歪んだ正義感に心が痛くなる。加害者家族に嫌悪の目がいくのはまだわからなくもないけれど、なぜ被害者家族にまで?

    ブクログでいろいろな人たちの本棚に入っているので気になっていた作家さん、初めて読んでみた。面白かった!心の痛む人間ドラマだけでなく、ミステリーの要素もありラストも良い。他の作品も読んでみたい。

  • 加害者遺族と被害者遺族のお話。

  • 6月-24。3.0点。
    週刊誌の副編集長が主人公。ゴシップネタを追うが、息子がストーカー殺人を犯し、現場で自殺。
    激しいバッシングに遭う主人公。

    12ヶ月連続出版中。大変だな。だからかも知れないが、あっさりした感じ。どっかで見たテーマだな。

  • 犯罪被害者と加害者のプライバシーについて考えさせられた一冊。
    正義や大義名分を盾に取り、匿名で繰り返される言葉の暴力。
    そんな暴力を忌み嫌いながらも時には傍観者として楽しんでいる自分も居ることに気がつく。
    それに日々加担しているのではと気づき、ぞっとした。
    最後に一筋の光を見いだせたことが救いだった。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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