星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822264116

感想・レビュー・書評

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  • 教科書の内容は社内に浸透させやすく、理論に沿った方向転換もしやすい、という観点はなかった

  • 「教科書に書かれていることは正しく、実践で使える」星野氏の基本となる考えである。
    根拠や基準となる理論があれば、現状の様々なことが比較でき論理的に検証できるようになる。
    当たり前だけど中々難しい。
    それが出来る人を育てる星野氏の凄さを感じた。

  • 「教科書が実務に役立つ」という点が興味深いなと思って読んでみました!

    星野さんの学ぶ姿勢を感じられる1冊です。英語・日本語を問わず、経営マーケティングに関するあらゆる書籍を読み、実践に応用できるように自身で体系化されています。

    本書で紹介されている本等は、どれも歴史ある教科書ばかりです。「時代の変化が早くて、古い教科書など当てにならない」と思っていますが、それはただ読んだことない人も思い込みで、時代を超えても読み続けられる本には、それ相応の価値があるのだと思いました。

    「大学で学ぶような教科書をもとに、実務に応用する。」どこか時代遅れのように感じますが、実は歴史ある本の本質的な部分は現代でも十分応用が可能であり、細部を時代やその状況に合わせて行くことが大事なんだなと思いました。

    経営はよくアートと言われ、理論で説明できないことが70%以上もあると言います。しかしながら、説明できる30%でも経営者が理解しておくことで、ビジネスの成功確率を上げることはできるのではないか?それをまさに体現しているのが星野さんです。

    最後に、本書では経営書籍と同じくらいマーケティング書籍を紹介されています。"経営はマーケティングだ"と元マクドナルドのマーケター 足立さんが仰っていましたが、この本を読むと納得できます。

    経営をするなら同時にマーケティングを勉強しておかないといけないと改めて思いました。

    星野リゾート行きたくなった笑

  • ・研究者が書いていて、書店に1冊しかないような古典的なビジネス書を何度も読み込んで、100%教科書通りに実行する。
    ・4代目星野社長はあらゆる困難に出会った時に、本に答えを求めている。そしてそこで出会う本には必ず、困難を乗り越えるためのヒントが隠れている。
    ・一見、本を読めば何でも解決するのかのように思える。だが私は違うと思う。本を"何となく"読むのではなく、問題を解決するために"目的意識を持って"読んだからこそ答えが見つかったんだと思う。読んだ本の数も尋常じゃなく、数冊ではなく数十冊、数百冊と読んでいる。さらに、本に載っていることを徹底してやりきるというのも常人にはなかなか真似できないことだ。

  • ・書店に1冊しかないような古典的な本ほど役に立つ。学問と実践を行き来した研究者の本を探す。
    ・1行ずつ理解し、分からない部分を残さず、何度でも読む。「自分への宿題」を課して持ち歩き熟読する。
    ・理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる。

    星野氏が熟読した本と、乗り越えてきた経験も書いてあり、常に参考にしたいと思った本。

  • 教科書通りの経営

    教科書に書かれていることは100%正しい。これが星野社長の考えだという。教科書通りで業績が回復しない場合には再度見直し徹底して教科書を実践するとのこと。ポイントはそのケース毎に正しい教科書を選択すること。

    教科書を実践する力が星野社長の凄さなんだろーな。

  • 奥さんが「星野リゾート泊まってくる〜」って言ってきたから読んでみた笑
    軽井沢に泊まってクオリティ高!と思ってだけど、読んで納得の経営をされてると感じた。

    【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
    理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる。

  • 本の内容というより「姿勢」が勉強になった。

    教科書通りにやり遂げるって簡単なようで難しい。

  • 「サービス業に保証書はない。消費と生産が同時に行われる」

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著者プロフィール

日経ビジネス副編集長。1966年新潟市生まれ。慶応義塾大学卒業後、毎日新聞記者を経て日経BPに入社。日経ビジネス編集部、日経トップリーダー編集部、日本経済新聞社企業報道部などを経て2018年4月から現職。著書に『あの同族企業はなぜすごい』(日本経済新聞出版)、『星野リゾートの教科書」「星野リゾートの事件簿』(ともに日経BP)など。

「2021年 『星野リゾートの事件簿2 なぜお客様は感動するのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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