9の扉 リレー短編集

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本棚登録 : 337
レビュー : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838720040

作品紹介・あらすじ

鮮烈な創造力が次の扉をこじ開けた!?予測不能の展開。9人の凄腕ミステリ作家がリレーでつなぐ冒険。

感想・レビュー・書評

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  • 短すぎて物足りないけど、いろいろな作風があり、別の作者が続きを書いていたりと面白かった。

    「帳尻」が一番良かったかな。

  • 怪しげな匂いたっぷりの短編集。「9つの」じゃなく「9の」ってのもこれまた愛嬌で。亡くなった作者さんも普通につながっていてなんとなくしんみり。

  • (収録作品)くしゅん(北村薫)/まよい猫(法月綸太郎)/キラキラコウモリ(殊能将之)/ブラックジョーク(鳥飼否宇)/バッド・テイスト(麻耶雄嵩)/依存のお茶会(竹本健治)/帳尻(貫井徳郎)/母ちゃん、おれだよ、おれおれ(歌野晶午)/さくら日和(辻村深月)

  • 9人の作家がリレー方式でお題を出し合うアンソロジー。
    殊能将之、貫井徳郎位しか読んだことないけれど、気になったので読んでみた。

    1くしゅん(北村薫)
    猫のはなし。
    ミステリでもないな。

    2迷い猫(法月倫太郎)
    猫と飼い主の入れ替えばや物語

    3キラキラコウモリ(殊能将之)
    自殺幇助請負人

    4ブラックジョーク(鳥飼否宇)
    ここらになってくるとお題以外にも登場人物までザッピングするようになってくる。
    芸人がコンビを失って、返り咲く話。
    世にも奇妙な話ちっく。

    5バッド・テイスト(麻耶雄嵩)
    相方を殺してしまった芸人の話。
    意外な結末は面白かった。
    他の作品も読んでみたい。

    6依存のお茶会(竹本健治)
    依存の関係が、どういうものか。
    依存といっても一方的に見えて、裏では歪んだ共依存だったりするという話。
    狂ったお茶会(マッドティーパーティー)は、一つの面だけ見ていればつまらない話が、実は色々な思惑が錯綜して面白かった。

    7帳尻(貫井徳郎)
    先の話の方が貫井徳郎プリズムらしかったが、この話も面白い。
    「禍福はあざなえる縄のごとし」を引用した、幸不幸のスパイラルでどんでん返しが待っている
    と思ったが思ったよりストレートだった。
    帳尻あってる...のか?

    8母ちゃん、おれだよ、おれおれ 歌野晶午
    おれおれ詐欺の狂言というか、詐欺は詐欺と認識しなければいいってことか。

    9さくら日和 辻村深月
    さくら日和。
    そっちのサクラか。
    はじまりへの繋がりもいい。

    ミステリ色が強いわけでもなかったけれど面白かった。

  • タイトルだけでなく、話もリレー形式になっているものがあって面白かったです。こういう形の短編集ってあまりないですよね(違ってたらすみません)作家ってすごい!と今さらながら実感しました。

  • ミステリー作家の皆様が描く連作リレー短編小説です。
    個人的に執筆人が豪華。
    鳥飼さんをこの作品で知りました。

  • 2013年9月19日

    装幀/大久保裕文+小渕映理子(Better Days)

  • 実力派作家(どちらかというと奇才系)によるリレー形式の短篇集。
    どれもうまいが,特に貫井徳郎→歌野晶午ラインは素晴らしい。
    辻村深月の終わり方も良かった。
    だがしかし,短編だから当たり前だがどの話も短い。
    一人あたり200ページくらいでレンガ本にしたらと思うところが残念。

    たぶん殊能将之氏の最後の出版物・・・。
    奇才の早すぎる死が惜しまれる。

  • 請求記号:Fキ
    資料番号:011120276

  • 作家の創作過程を想像、類推して楽しむ本なのかも。
    時々行われるこの手の企画本としてはまずまず成功しているのではないだろうか。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。高校教師を務めるかたわら、89年『空飛ぶ馬』で作家デビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、09年『鷺と雪』で第141回直木賞、15年には第19回日本ミステリー文学大賞を受賞した。エッセイや評論、編集の分野でも活躍している。近著に『八月の六日間』『太宰治の辞書』『中野のお父さん』など。

「2016年 『遠い唇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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