会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)

著者 : 齊藤正明

• 毎日コミュニケーションズ (2009年2月21日発売)

感想・レビュー・書評

[chi-sanさんの感想 · 2014年8月3日]

ちょっとわざとらしくマグロ船と、人生を結びつけていて、
嘘だと思いたくなる場面も多いが、
目をつむって概ねいい話だった。

特に｢苦難にあってもその途中で起きる事柄を楽しまなければ
損だ｣という話は、ずっと心に残っている。

[さぬきうどん人さんの感想 · 2014年5月12日]

平凡な理系事務サラリーマンだった著者がマグロ船に乗せられる。この前フリでワクワクするようなアドベンチャーを期待したが、中身は心理学の教科書。意表を突かれた。

著者はマグロ船の小さな空間で40日間を過ごす漁師たちのコミュニケーションを参考に、ストレスの溜まらない生き方を説く。世渡り術として、いいことを書いているし、参考になる。気候の挨拶に対して、バカ正直に返答していては、「あなたと会話をしたくない」を受け取られてしまう、なんて指摘はその通りだ。自分も気をつけようと思う。

・・・それはそうなんだけど、マグロ船での漁師たちと著者の会話がどうしてもウソくさい。漁に何の役にも立たない著者を乗船させるのは、漁師からすればストレスだし、迷惑な存在だろう。著者は飯を食って、船酔いで吐くばかりの毎日だったらしい。著者と漁師の間に一触即発の空気が流れそうだけど、本書では極めて良好な関係のままマグロ船漁を終えている。

まるで「人間関係セミナーinマグロ船」だ。

[dai-aiさんの感想 · 2014年3月16日]

研究者が突然マグロ船に乗船して、そこでの非日常エピソードから色々な事を学んだという本。シチュエーションが面白く、またマグロ船の知識もあり、楽しく読めた。201402

[tabyさんの感想 · 2013年4月21日]

マグロ漁船の中の様子が分かって面白い！

[柏葉さんの感想 · 2012年11月17日]

タイトルが紛らわしいが、要は「会社員のマグロ漁船体験記」。マグロ漁船に乗って漁師と色々話をして、こんなことを思いました・気付きましたという本。時系列に沿って筆者が経験したこと、思ったことや感じたことが書かれているが、そこから発展がないため、単なる経験談にとどまっている。サラリーマンがマグロ漁船に乗ったらどんなことを感じるのかは分かるかもしれないが、身に迫ってこない。本書を読んで筆者の気付きが身に染みるのは、既に哲学を身につけている人か、同じ経験をした人に限られると思う。折角珍しい経験をしたのだから、もっと教養を絡めて文章を練って、後世まで読み継がれるような本を目指せばよかったのに。

[kawahideさんの感想 · 2012年11月2日]

ストレスを貯めないマグロ船での考え方は、参考になるなと。

[cereal140さんの感想 · 2012年10月6日]

タイトルに引かれて購入。
体験中心で、読んでるときはずっと興味がひかれた。
２時間程ですぐに読めた。
まあまあ面白い。

作者とマグロ船の漁師さんとのやりとりから
人生哲学を学ぶ感じかな

[やじさんさんの感想 · 2012年9月30日]

自分の強みは自分で見つけるものではない、みたいなことが書いてあった気が・・・他人から見て強みと思えるものが本当の強みってことですかね。

[weakfishさんの感想 · 2012年9月9日]

全長20ｍのマグロ漁船で漁師達と数ヶ月間帯同する研究員の話。船の周りは海のみ、閉ざされた空間での人間関係は、各自の赤裸々で飾らない気遣いによって成り立つことを知り、それは僕たちの日常でも活かすべき秘訣と知ります。

[furu1972さんの感想 · 2012年8月20日]

斜め読みした。著者がマグロ船に乗って学んだことを書いている。著者はコミュニケーションについてのコンサルタントをしているらしい。
その当時実際に感じたのかは不明。後付けではないかと思った。
新しいことではなく、よく言われることが多い。
印象に残る教えは。
コントロールできることに全力を注ぐ。結果は時の運。
最近読んでいる意思決定にもあるが、自分でコントロール出来ることに注力する。マグロ猟は出来ることをやっても結果がついてくるとは限らない。
出来ることをきちんとやる。こちらは人に認められようと思えば今出来ることを着実にという教え。
このくらいかなー。もっとあった気がしたが忘れてしまった。