会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)
- 毎日コミュニケーションズ (2009年2月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839930202
感想・レビュー・書評
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○齋藤ら陸の人たちは、人間ではどうにもならんことまで、なんとかしようとしちょる。それが疲るる原因よ。(43p)
○短所は見方を変えれば長所で、長所は見方を変えれば短所なんど。齋藤は悪いとこばっか見よるから悩むんど。自分の悪いとこばっか見るやつぁ、他人に対しても悪いとこばっか見るんど。(80p)
○まずは与えられた仕事を全力でこなんすんが大事ぞ。(103p)
★クラゲに対してマグロになれと言っていないか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どんなコミュニティーも、全ては自分にとっての小さな社会。
そこから何をどう捉えて学ぶのか。それをどう他のところで生かすのかがキモ。そんなことを感じさせてくれた本でした。
ってことで、マグロ漁船も3日間ぐらいは乗ってみたいと思いました(笑)
●自分自身に対して完璧を求めれば、現実とのギャップに苦しむし
他人に対して完璧を求めれば、コミュニケーションを阻害する(66)
●後ろ向きになるっちゅーのは、危険を感じる能力ど(86)
●暗記よりも大事で。いつでも役立つ『判断力』は学校は教えん(91)
●失敗がない。というのは、長い目で見たときは一番の失敗になるんだど(110)
●自信に理由も何もあるかい!『信じる』っちゅーのは、『割り切る』っちゅーことじゃろ(152) -
何度も読み返す価値のある本。
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漁師の知恵から人生を学ぶ話。
漁師のコミュニケーション能力は高い。
やることやる。
あとは、天にまかせる。 -
物事の考え方やチームでの働き方、コミュニケーションの取り方などでよく聞く提言が、マグロ船という現場での体験を通して生きたメッセージとして伝わってくる。一年たったら、また読もう
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読書は他人の人生を経験できるものだと改めて思った。マグロ漁船に乗る事は無いだろうから、良い擬似体験となった。マグロ船は良い意味で社会の縮図、学歴やらプライドにすがって生きている人間が忘れているモノが溢れている。
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実際にマグロ船に乗った実話で男の世界で会社人間に役立つ内容が良かった。
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マグロ船での話に「なるほど」と思えるけれど、その後の作者の意見・解説が何かしっくりこない。道徳の時間の先生の話を聞いているような感覚?