- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784861766824
感想・レビュー・書評
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このシリーズはいつも選が良く楽しめる。明け方に読むといっても、すっきり爽やかな話ではなく、今までのより、けだるさがない位のやっぱり心に残る話が多い。どれも面白かったが、「道ばたさん」「予言」「雪郎花」「血と水」などが個人的に良かった。性的な表現あり、この巻も小学校図書館には置きづらい。
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「中高大学生向けアンソロジー、短編集。さわやかな青春小説はあまりない。そもそも、「青春!」とかいわれると居心地が悪い、くすぐったい、むっとする、そんな若い読者を対象に考えて選んだからだ。そのぶん、危険な作品、物騒な作品、危ない作品はけっこうある。」
金原瑞人(『10代のうちに本当に読んでほしい「この一冊」』河出出版 より)」 -
【感想】
・前に読んだ一巻目よりくるしい作品が多かった。イヤという感じでないのだけど。
・萩原朔太郎は「猫町」。何度読んだやろう? 初版本の復刻版を持ってるくらい好きではある。
【内容】
ラインナップは池上永一、小川洋子、川西蘭、桜庭一樹、東直子、三浦しをん、皆川博子、よしもとばなな、有島武郎、萩原朔太郎。対談は江國香織。 -
2020.8.29
いろんな話があって、面白かった。
最後2つ、萩原朔太郎の猫町と皆川博子の雪女郎は少し難しい表現というか、慣れない言葉遣い口調な気がしたけど、全体的に良かった。
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このシリーズは毎回とても面白く読めている。年代などが全部バラバラでどこか心に残る不思議な話でこんな話もあるんだなと毎回思えます。
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02YA
明け方が一番暗い、というのにふさわしい内容かも。
でも大丈夫。すぐに明けてしまいます。
金原瑞人さんセレクションのYA短編集。みじかい眠り、というのはお昼寝かもしれないし、死かもしれないし、ひとそれぞれ。想像の世界へ飛び立つ瞬間だってみじかい眠りかもしれない。
子守唄のようなやさしい本ではないかもね。 -
作者の持ち味が「濃ゆい」短編集☆
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2013 11/3