コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる (コーチ・エィ監修コーチングシリーズ)
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2002年7月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784887592056
感想・レビュー・書評
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Communicationの土台にすえたい一冊。コーチングは、自分的には「7つの習慣」くらい大事な考え方。
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ビジネス選書サマリー。自発的に動く部下の育て方を解いたコーチングの本。まさに自分の頭で考え行動する部下の育て方に通ずる一冊。同様の内容を本書はより専門的に論理的に解説した一冊と言える。
藤井さんの解説。頭でわかっていることと実際に行動することには深い溝があるというのが印象的。家庭教師のアルバイトの時親御さんが必ず家の子はやればできるんですよと言っていた。しかしそれはやれば誰だってできるよなみんなやれないから苦労してるんだよなというのがその時の藤井さんの感想なるほど。
藤井さんもコンサルタントで成功の秘訣を聞かれる時によく答えるそうだ。成功するかしないかは、やるかやらないかだけであると。皆できない理由を並べ立て行動を起こさないが、誰だってできない理由の1つや2つはある。それでもやるかどうかだ。
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・コーチの仕事は、コミュニケーションによって、クライアントに気づきを与え、行動を促すこと。
・気づいていないことや思ってもいないことは、行動に移せない。
・自分で考え、自分で判断し、自分で行動し、自分で評価する。ことを支援する。
・人は見たいものしか見ないし、聞きたいことしか聞かない。
→ 相手が見たいもの、聞きたいことを理解してからコミュニケーションを取る -
他のコーチング本と比べて、それほど内容は変わらない。基本についてはしっかりと押さえてある。
本だけ読んでもコーチングは身に着かない。セミナー3日間受けると自分にもできる錯覚におちいるが、半年もたつと、そのエッセンスを活かしてどうかするまでには至らない。
日常生活において、コーチング的な部下との会話、相談相手との会話に多少役立つくらいと思っていたほうがよさそう。 -
何回も読んで、実践して、やっとジワジワ理解できる内容なのかも。
平易な言葉で書かれていて分かりやすかった気がするが、あまりスッとは入ってこなかった。 -
コーチを目指す人のための教科書。個々のトピックは理解できるけど、トピック間の繋がりが分かりづらく、唐突感が否めない。
残念ながら自分のレベルの書籍じゃない感じ。 -
コーチングの基本スキルは、人の話を聞くこと。したがって、人の話を聞くことが苦手、苦痛な人にとってはコーチングは、非常に難しいことです。でも、マネージャーにとって、コーティングスキルは重要でしょう。避けては通れないとお考えの方に、この本をお勧めします。
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"著者の伊藤さんは、コーチエイ、コーチ21を作ったお方。私が最初にコーチングにふれたのも、コーチエイでした。斉藤コーチのセッションを受けていたので、当時のセッションを思い出しながら読んだ本。
各章にポイントが書いてあるので、時々ながめることで、コーチのたしなみを身につけていきたい。" -
コーチングの中でも、特に部下やチームのメンバーとどう関わっていけばより成果の出せる組織にしていけるのか、というのがメインのテーマなのかなと思う。
中でも、PART3の具体的な質問リストがすごく参考になった。その他も具体的な声かけの仕方、かかわるときの注意点など今後使えそうなメソッドがたくさんあった。 -
ファシリテーションが昨年のマイブームなら、今年はコーチングがマイブームになりそう。教えるでもなく諭すでもない関わり方がここにある。コーチングの基本的な考え方、テクニックがまとめられており、2002年の著作ながら、今でも全然読み応えがある。