ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックスα) [Kindle]

著者 :
  • 小学館
4.22
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感想・レビュー・書評

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  • 主人公の整くんがひたすらしゃべりまくる、あとがきにもあったけどまさにそういう漫画。ただ、その場は、殺人犯と疑いをかけられた取調室だったり、バスジャックされた車内だったり。どんな場でも疑問に思ったことは糾さずにいられない。不思議と聞くものに耳を傾けさせる魅力がある、そんな対話劇。

  • 【読了メモ】面白い…!

  • 飄々とした主人公が良い。
    そんなにすごいとは思えないのだけど、次が読みたくなる
    4巻まで読んだ

  • 田村由美先生の漫画はやっぱり面白い。
    整くんの言葉は、すごい考えさせられる。
    多角的にモノゴトをみるきっかけを与えてくれる。

  • 正月休みに突然に娯楽として本が読みたくなり衝動買いしたうちの一冊。ミステリ系が読みたい一環でサンプルを読んでみたところ面白かったのでそのまま購入。最終的に発売済みのシリーズをすべて買い、発売予定の新刊を後日予約した。

    タイトルに著者がどういう意図を込めたかはわからないが、ジャンルとしてはミステリものに位置づけられるのだろう。事件が起こり、探偵役に位置づけられる主人公が巻き込まれ、謎を解いて事件を解決する、という。ただ、全体に言葉や言い回しによるなぞかけや対話で話が進んでいくのが特徴的。

    主人公の登場と、この後のシリーズの導入的な話と、2巻にまで続く話が入っている。

  • 田村さんのBASARAが好きで、ちょいちょい話題になってたので読んでみた。久能くんのキャラとホワホワの髪の毛がいいなー。
    久能くんの話すことも面白いし、純粋にへぇと思える。真実と事実が違うってのは確かにそうだなぁとか。

  • ラーメンズすきは読んでくれ!!

    ミステリー作品(特に刑ドラ)や日常で思っていたことを鋭く流れるような言葉で斬っていくのは、新感覚であり、視界が大きく開けたようでたのしい。

  • 主人公・整(ととのう)がただただしゃべりまくるミステリ。正論だけど正論すぎて聴く人によっては反発心が芽生えちゃうちょっと損なキャラクター。任意同行だけど、殺人事件の容疑者を思われている整。「あなたは違う生き物だから、違う生き物でいてください」女性刑事さんになぜ違う生き物で。というのかがなるほど納得。「真実は人の数だけあるんですよ。でも事実は一つです」田村由美が今まで描いてきたものがこうなるのか。と。説教臭いととるかは人次第だが、言葉にできないもやもやが言語化された印象はある。

  • 田村さんの作品は昔すこし『BASARA』を読んだくらいですが、絵柄が随分変わりましたね。若い女性とかゴツい男性の絵柄には少し名残を感じますが。
    ミステリの主人公(探偵役)が変人でお喋りなのは王道?ですけと、整(ととのう)くんのしゃべる内容が直接の推理って感じではなくて、雑学に詳しい友人の話を聞いてるみたいな居心地の良さがありますね。
    おまけ漫画に、決め台詞が「整いました!」だったらやだなぁってふと思って却下したというエピソードが載ってましたが、私もおんなじこと思っちゃいましたよ。。。

  • 優れた観察眼と類い稀な記憶力で相手の経歴を言い当て、事件を解決する。まるでホームズのように。ドラマ「シャーロック」では現代のホームズ像が見事に表現されていて魅了されたが、マンガ版かつ日本版の本作も大変面白い。推理にも不自然さは感じないし、日本の男性が妻子や女性を蔑ろにしている事をさりげなくあからさまに避難しているところもいい。むしろこちらが主題ではないかと思う。続きが楽しみだ。

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