- Amazon.co.jp ・電子書籍 (183ページ)
感想・レビュー・書評
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自分自身がどうか、自分がしたいことをできているかとういことの大切さを教えてくれる本。
周りの目や常識に気にしすぎていた。うまくやろうとしすぎていた。失敗することは恥ずかしいと思いすぎていた。
未熟な人間ということを認めて、自分にできることしたいことを死ぬ気でやっていくことが大切だと感じた。
人を傷つけたり迷惑かけたりするのは良くないけど
そうでなければ常識的である必要はないし
自分の好きなようにすればいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
めちゃくちゃ真っ直ぐ。こんな人、もう現れないんじゃない?ってくらい激しくて尖っててエネルギーがすごい。本で出会えてうれしいです。
小説以外の本って最後の方になると同じことの繰り返しになったり疲れてきてるね?って思うことよくあるけど、最後までツヨツヨです、ご安心を。多方面に怒って、世界に物申して、最後のほんの数ページで生産性が高く合理的な世界が生んだ1番の弊害は創造力を失った人間の大量生産、みたいなことを冷静に述べてる感じ。鋭い審美眼。最近読む本、みんな同じ警鐘ならしてる。入り口が芸術なのか、学問なのか、その差こそあれど -
旅のリンクがある。
僕は、年齢を重ねてから気づいたな、と思うことが増えた。
遅いなあ、と思いながらも自分にとっては適正だったのかなとか考えたりする。
生きること、自分に、責任をどれだけもてるか、なのだと思う。 -
これは、自分の人生を変えてしまうかもしれない、恐ろしい本です。
特に、僕のような会社員にとっては猛毒のような本です。
「お前は本当にこれでいいのか?」と頬を叩かれたかのような衝撃で、読みながら何度も文字を終えずに考え事をしたり、どうしてか涙が出てきたりしました。
印象に残った内容をいくつか。
安全な道と、危険な道の選択があれば、危険な道を選べ、と本書では書かれている。
危険な道に行けば、どうなってしまうのか分からない、不安、最悪の場合には“死”もの不安もつきまとう。だけど、惹かれる。惹かれるから、選択肢として浮かび上がる。
本当は危険な道の方が、情熱が沸き立ち、生きていることを感じられるかもしれない。
そして、危険な道へ行き、夢を追いかければいいのですが、99%の人は成功しない。それでも、夢を追って危険な道へ行くべきだ。虚しい日常を送るよりもいい。
成功とは何なのか、自分の夢に向かってどれだけ挑んだか、努力したかではないか。
人間らしく生きるとは何か。金や、安全や、効率化や、既存の幸福を手に入れたらそれでいいのか?本当にそうなのか?お前が求めているのはそれなのか?まるで、そう問われ続けているようです。 -
怒りの熱が絶える事なく最後まで書かれた本。内容うんぬんより岡本太郎の熱意そのもの、という印象
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■■評価■■
★★★★☆
■■概要■■
○岡本太郎氏の書いた人生哲学書。毒薬だが言葉が本当に力強い。
○自分の中に孤独をいだけ のほうがちょっと好きだったが、三部作とのことで次は自分の運命に盾をつけも読んでいきたい。 -
タイトルと内容があまり繋がってないように思った。薬になるか毒になるか、どんな理論が展開されていくのか期待して読み進めたが、結局よく分からないまま。人となりがよく分かる文章だった。絵と同じように、本人も言うように、まっすぐに奇をてらわず、表現していた。世界の子供を自分の子供のように思うという考えには感動した。自分もそんな風に思えるように精進したい。
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前半は生きるとは何か、後半は愛とは何か、について。
生きるとは、人生を貫くことであり、安定に流れようとする自分と闘い殺すこと。
生きること、死ぬことは無目的なのだから合理的に生きても仕方がないという主張だと受け取った。 -
劇薬のような人生論だった。面白かった。
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熱い。
冷静なものの見方で、全力で今を生きる。
命を賭けるから、今が輝く。