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感想・レビュー・書評
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「台東区図書館POPコンテスト2021」の「最優秀賞」者が紹介していた本。
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・人にどう思われてもいいと思え
・批判こそ歓迎すべき
・人間にしかできないことをやるんだ -
熱い!とにかく熱い!平凡に生きるのではなく、強烈に生きるべきと熱く語られている。
本書の冒頭から「いのちを賭けて運命と対決するのだ。そのとき、切実にぶつかるのは己自身だ。己が最大の味方であり、また敵なのである。」とメッセージが書かれている。このメッセージが本書の核心部分だと思う。
自分だけの考えこそ価値があり、他人が考えたものに価値はない。常識とは他人が考えた価値観。世の中の常識を無視した、強烈なオリジナリティこそ、世の中を引き付ける呪力がある。これまでの常識を捨て、自分の限界を突破するべき。そういう自分を貫こうとするとき、自分に刷り込まれた常識と対決することになる。そのとき己が最大の味方であり、敵になる。「己を殺せ」と著者は語っていた。
これは著者の有名な「芸術は爆発だ」に通じる考えがあった。本書で次のように語られていた。
芸術は自分の生きているアカシを形にしたもの。芸術とは生きることそのものである。人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだ。人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発しつづけるべきだ。これが生きるということだ。
自分の考えとして「人は何かしら自分を表現しようとするもの」だと思っている。例えば、仕事においても、やり方や考え方など、どこかに自分の価値観を表現する余白があり、その余白をどう埋めるかは選択できる。「表現=芸術」なら、仕事も芸術のように自分の価値観を表現する場としてあってもいいのかなと思った。そのとき、著者の言っていた「世の中が変わらなくとも、自分自身は常に変わり続けること。妥協せず、闘いつづけること=失敗を恐れない」が大事なんだなぁと思った。
最も共感できた部分は、「強烈に生きる」こと。強烈に生きるとは常に「死」に直面しているのと同じ。惰性的に安全な方向へ選択して生きれば「死」の危険はない。しかし、「死」に直面してこそ、生きていると言える。これは失敗を恐れず、チャレンジし続けることが、生きていることだと理解できた。安全な選択ばかりしていても、生きているとは言えない。「己を殺せ」や「常に変わり続けろ」はとても参考になった。 -
表現の仕方が独特で、いい人面するなと書かれた本だと私は感じた。人間の本性を現した本である。ただ、ある意味で周りの目を気にせず正直に生きることを後押ししてくれる本である
表現方法が、すごい多彩で小説のようだとも感じた。
語彙を増やす本としてもおすすめ -
筆者が「ぼくだったらこうする」ということを語っている本
熱い
爆発している感じする -
”いずれ”なんていうヤツに、ほんとうの将来はありっこないし、懐古趣味も無責任だ。つまり、現在の自分に責任をとらないから懐古的になっているわけだ。
やらなければならない、ベストをつくさなければならないのは、現在のこの瞬間にある。それを逃れるために”いずれ”とか”懐古趣味”いなるんだ。
響いたなぁ。 -
この人の生き方はそう簡単に真似できない。無理。いばらの道過ぎる。人間だからぬるま湯に浸かりたい。毎日アイス食べたい。 と思っていた自分を殺したくなりました。 少しでもいいからトライしてみようではありませんか。